「一生忘れない」長高水族館の“ナイトアクアリウム”で花火を間近に!水族館部員たちがカフェ開設
南海放送
長高水族館を運営する愛媛県立長浜高校の水族館部。先日、夜の一般公開で「花火が見えるカフェ」に挑戦しました。「一生忘れない」夏の夜の物語です。
大洲市の愛媛県立長浜高校、通称・長高。全校生徒の半数以上、95人が水族館部に所属。部員たちは、今年4月に移転・リニューアルした“長高水族館”を運営しています。
魚たちのお世話はもちろん、水槽のレイアウトから接客まで担う、高校生手作りの水族館です。
夢は「タコカフェ」オープン!3年石丸さんがカフェ店長に
石丸夏実さん(3年): 「これ私が書きました。カフェっぽくないですか?ブラックボードに書いてると」 普段はタコの水槽を担当する、3年生の石丸夏実さん。自作のメニューボードにご満悦…その理由は。 石丸夏実さん(3年): 「いつか自分で『タコカフェ』っていうのを開きたいって思ってて、夏祭りの公開日で、3階開放してカフェできるっていうのを先生から聞いたんですよ。それはもうやるしかないなって思って!すごくやりたかったんで、カフェが」
地元の「ながはま赤橋夏まつり」に合わせて行われる、夜の水族館=ナイトアクアリウムの一般公開。 そこで、移転後初めてとなるカフェを開設することになったのです!
夏祭りにあわせ 水族館3階をカフェテラスとして開放
石丸さん: 「花火が向こうの公園側に上がるんですけど、座ってくつろぎながら見ていただける、 ドリンクでも飲みながら」 祭りの呼び物、打ち上げ花火を間近に望む水族館3階のテラスに開くカフェ。石丸さん、万全の準備で本番に臨みます。
迎えた、夏祭り当日。長高水族館近くの会場がどんどんと活気づく中…カフェ担当の部員たち、午後8時の開店に向け接客の練習をしていました。店長を務める石丸さんも、お客さんを迎える準備に余念がありません。
男子部員: 「これね大きいけどね、全部長浜で獲れるんだよ」
お客さん: 「これどうやって抜け出すんですか」 男子部員: 「カニが脱皮するときは基本全員一緒で、ここの部分からパカって出します」