富裕層がしている「お金から愛される」引き寄せの法則とは?3つの共通点
いまだ世界中で続く新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の拡大。この影響で経済不振が長引いているなか、意外と富裕層の割合は増えているといいます。株式会社野村総合研究所が2020年12月21日に発表した「NRI富裕層アンケート調査(全国の企業オーナー経営者1,520名を対象に実施)」によると、日本における富裕層の世帯数は133万世帯。2017年の調査よりも増加傾向にあるようです。 さらに純金融資産保有額が5億円以上もある超富裕層は8.7万世帯だといい、住む世界があまりにも違いすぎて、想像もつきません。景気の悪さを肌で感じている私たちは「環境に恵まれないとお金持ちにはなれない」と諦めてしまいがちですが、実はお金が集まってくるのには理由があるようです。 富裕層に該当する人は、お金に対する“マインド”が重要なのだといいます。お金持ちになる人は、お金から愛される『引き寄せの法則』を取り入れていることが多いのだとか。引き寄せの法則とは、「思想や行動によって、望んでいる現実を呼び寄せる」というもので、考え方を変えるだけで、お金が集まってくるようになるといいます。 そこで今回は、仕事柄、富裕層に接することの多い筆者が見た、お金持ちになる人の共通点とは何なのか、見ていきましょう。
お金を大事に扱う
お金に愛される人は、お金の扱い方が丁寧です。 もしなかなか割引をしない店が、目の前でバーゲンセールを始めた場合、あなたならどうしますか? とりあえず店内をのぞいて、めぼしい商品がないか探すとします。そこで見つけた割引価格の品。とくに今まで欲しいとは思わなかったものでも、割引価格は今しか買えない……そんな状況で、つい購入してしまうことはありますよね。 必要か必要じゃないかではなく、“お得かお得でないか”で判断してしまうのは、お金を大事にしていない証拠だといいます。お金を大切に扱う人は必要なものだけを買い、無駄なものには使いません。 そして、財布の中も整頓されています。大事なお金を収納するのですから、レシートまみれの汚財布では可哀想です。期限切れのクーポンや使わないポイントカードなど、定期的にチェックを入れることでレジ前でももたつくことがなくなるでしょう。 これを実践してみると、ムダ買いをしなくなるため散財が減り、財布の中を整とんすることで持ち金を常に把握できるようになるそうです。