杉林に小さな光の明滅 鹿屋・輝北平房でホタル見頃 28日、住民が祭り
鹿児島県鹿屋市輝北町平房でホタルが見頃を迎えている。25日夜、平房活性化センター近くの杉林ではヒメボタルが小さな光を明滅させ、幻想的な光景が広がっていた。 【写真】25日も杉林の中でヒメボタルが小さな光を明滅させていた=午後8時、鹿屋市輝北町平房
周辺はホタルの出現地として知られ、市内外から見物客が訪れる。地元住民は「ほたる飛ばせ隊」をつくって道路の草払いをしたり、案内の旗を立てるなどして迎える。 福元和之隊長(56)によると、今季、ホタルは5月初めから目立ち始めた。6月初めまでゲンジボタル、ヒメボタル、ヘイケボタルの競演が楽しめるという。28日午後6時半から同センターで「ほたる祭り」を開き、ホタルの解説やミニ星座講座を予定している。
南日本新聞 | 鹿児島