2024ポルシェ356ホリデイ 85台のポルシェ 356が神戸に
ガラパーティで各賞を発表
ドライビングを楽しんだ後は、メンバーたちはドレスアップしてホテルオークラ神戸でのガラパーティを楽しんだ。会長の開会挨拶に続き、ポルシェジャパン在籍時からポルシェ356クラブ・オブ・ジャパンを支援してきたポルシェAGのマティアス・メナー氏のビデオレターが紹介された。 続いてホリデイのために駆け付けた、ポルシェジャパンのフィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ社長とマーケティング部の清水氏から、メンバーに謝意が述べられた。また第1回目のホリデイから参加しているアメリカの356レジストリーのケン・イトウ氏も登壇した。 ホテルオークラ神戸自慢の料理を楽しんだところで、各賞の発表が行われた。注目のコンクール・デレガンスの大賞は、関東支部のメンバーが所有する1963年ポルシェ 356B スーパー90が選ばれた。 このほか参加したメンバーが投票する人気投票の356Aクラスには今回参加した356の中で最古となる1953年ポルシェ 356プリAが受賞。356Bクラスは1960年ポルシェ 356B T-5、356Cクラスは1964年ポルシェ 356SCがそれぞれ1位を獲得した。 続いて協賛をいただいたポルシェAGを始め、ポルシェジャパン、ミシュランからのプライズと商品が授与されたほか、様々な特別賞や神戸ホリデイ特別功労賞が運営スタッフに贈られた。
2日目はツーリングと美食を堪能
356ホリデイの2日目は、神戸から丹波篠山市を経て加東市から有馬温泉に至る101kmのツーリングが用意された。阪神高速と中国道、舞鶴若狭道を利用し、郊外はオープンロードで356のドライブを堪能した。 この日の最終目的地は、神戸の奥座敷として親しまれている有馬温泉とされた。有馬温泉の中で老舗となる元湯 古泉閣でランチを楽しんだ。 今回は関東や中部エリアなど遠方からの参加者が多いことから、帰路の渋滞を考慮して13時過ぎに解散となった。メンバーは次回のホリデイでの再会を約束し、楽しかった2日間の思い出を胸に帰途に着いた。 次回の356ホリデイは2年後の2026年に関東支部の担当で開かれる。2026年はクラブ設立50周年を迎え、356ホリデイも20回目となりクラブとして記念すべき年となる。詳細は未定だが、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京が利用されることが予告された。また50周年イベントとなることから、100台以上の参加を目指しているという。
上野和秀(執筆/撮影) 前田惠介(撮影)