Number_i大躍進の陰に滝沢秀明社長あり 「ジャニーズ=反面教師」な戦略が奏功と識者
Number_iが「GQ MEN OF THE YEAR 2024」でベスト・ミュージックグループ賞を受賞した今月5日のこと。平野紫耀(27)は「1年頑張って良かった。こういう形で認めていただけるって思いながら活動はしてなかったので、すごくうれしい」とコメント。今年を漢字一文字で例えるならとの問いに岸優太(29)は「驚きを超えて“轟”」とコメント。神宮寺勇太(27)が「それたぶん違う。響きが似てるだけなんで」とツッコまれ、「えっ! 違うの?」といつもの天然キャラで会場を笑わせた。 【写真】Number_iのデビューシングル「GOAT」のジャケット 元日にデビューし、4月のコーチェラをはじめ、日本の数々のフェスに出演。大晦日にはNHK紅白の出場と爆速で上り詰め、「Yahoo!検索大賞2024」のミュージシャン部門で1位、マクドナルドなど数々のCMにも出演したのは驚異的。元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏は「彼らの強みは好感度」としてこう続ける。 「人気の理由は、3人が人物的に魅力的だからといえます。メンバーが仲良く、好感を持たれるからネット検索でも関心が高いし、CMにも起用されている。迫力あるダンスとギャップのある、ちょっとおバカキャラは男性から見ても嫌みがなく、老若男女に愛されます。近年、人とのつながりが薄くなった分、グループの仲の良さは何物にも代えがたい魅力に映る。紅白に旧ジャニーズタレントが出ないということも含め、彼らの運の強さもあります」 そんな彼らの大躍進はプロデュースするTOBEの滝沢秀明(タッキー)社長のプロデュース戦略どおりだとも。 「タレントを自由にさせて魅力を最大限に引き出すプロデュース方針が結実している。長年、タレントを規制し、事務所の言いなりにさせたがるジャニーズの看板タレントとして活躍した滝沢さんならではの反面教師的な戦略が功を奏したのではないでしょうか。今後はプロデュース面からTOBE社にも期待が高まると思います」(鎮目氏) 今年の圧倒的勝ち組は、Number_iとタッキー社長だ。 ◇ ◇ ◇ King & Prince分裂ののち鳴り物入りでデビューしたNumber_iだが、一抹の不安はぬぐえないようだ。関連記事【もっと読む】Number_iに囁かれるキンプリ遺産の食い潰し…サマソニで持ち歌少なくデビュー曲を2回披露…では、同グループの「弱点」について伝えている。