オブジェとしても映える、北欧ブランドの注目花器3選
花との時間を豊かに演出してくれるフラワーベースを北欧ブランドより厳選紹介。端正な美しさが際立つものから、遊び心を感じるアイコニックなもの、あるいは透明感のある吹きガラスで空間に煌めきを添えてくれるものまで。それぞれの花器にあわせて、どんな花を飾ろうかと思いを巡らせるのも楽しいひとときに 北欧ブランドの注目花器7選(写真)
ferm LIVING(ファームリビング)の「モアレ ベース」
デンマークのトータル・インテリアブランド、ferm LIVING(ファームリビング)の「モアレ ベース」は、まるでゆらめく波模様のようなフォルムが印象的。独特な造形は、粘土を3Dプリントして作った薄い層を幾つも積み重ね、花器全体のパターンを形成してつくられたもの。彫刻的な美しさを最先端のデジタル製法を用いて表現した、ユニークな作品となっている。 陶器よりも高温で焼き上げるストーンウェア=炻器なため、石のように硬く、ギュッと焼き締まった質感も特徴。どっしりとした重みと安定感があり、汚れた際にはぬるま湯ですすぎOKと使い勝手もいい。一輪挿しとして大輪の花を1本活けたり、曲線シルエットをなぞるように小花を飾ったり。窓辺に置けば、差し込む陽の光とともに移り変わる、光の陰影も楽しめる。
「モアレ ベース」¥29,700/ファームリビング(アクタス) アクタス TEL. 03-5269-3207
raawii(ラーウィー)の「クラウド」
モコモコとしたフォルムがアイコニックなraawii(ラーウィー)の「クラウド」。デザインを手掛けたのは、raawii(ラーウィー)設立者の一人であり、 世界的な画家・彫刻家のスヴェン・ウィグハンセンを父に持つ、デザイナーのニコライ・ウィグハンセン。 「クラウド」は父スヴェンのブロンズ作品からインスピレーションを得てデザインしたもので、絶えず変化し続ける雲の性質を、陶器で再現しようと試みた作品。窓から差し込む陽の光や影、飾る角度や見る方向によって、まさに雲のように、その時々の表情を楽しむことができる。サイズは高さ22cmのラージサイズと、高さ17.5cmのスモールサイズの2種。カラーはそれぞれライトグレー、イエロー、グリーンの3色。