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ハロウィーンの「トリック・オア・トリート」ができない…菓子メーカーの対策は

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BUSINESS INSIDER JAPAN

ハーシーは、スーパーマーケットなどでハロウィーン用菓子類の販売時期を前倒しすることで、売り上げの低迷に備えている。 同社は売り上げの10%をハロウィーンに依存している、とCNNビジネスは報じている。 夏真っ盛りだが、スーパーマーケットはすでに、ハロウィーン用の菓子類を準備している。ハーシー(Hershey's)は小売店と提携して、ハロウィーン用菓子の類販売時期を2週間から4週間前倒しする、とCNNビジネス(CNN Business)が報じている。 アルバートソンズ(Albertson's)傘下のセイフウェイ(Safeway)は、最初にこの動きを示したスーパーマーケットで、通常9月中旬に行うハロウィーンのディスプレーを8月中に開始するという。 COVID-19のパンデミック対策が行われる中、企業は消費者の行動の変化に対処している。小売り大手ユニリーバ(Unilever)の第2四半期の決算によると、レストラン向けの食品の需要が急落した一方で、食料品の売り上げは好調だという。アメリカ人が、レストランで飲食する代わりに、家で料理をしているからだ。 ハーシーはハロウィーンも、同様の傾向になると予測している。今秋は、ソーシャルディスタンスの必要性や感染第2波の襲来が予測されることもあり、「トリック・オア・トリート」はできないことになりそうだ。CNN Businessによると、ハーシーは玄関先で配られる菓子の減少を補うために、店舗での菓子類の陳列を早めに行うという。同社は売り上げの10%をハロウィーンに依存している。 今回の選択は、確かにアメリカ人の隔離中の食生活に合っている。パンデミックの中、多くの人が菓子類などの癒される食べ物に目を向けているからだ。ニールセン(Nielsen)によると、チョコレートの売り上げは3月半ばから伸び続けている。そしてパンデミックによる、こうしたトレンドは健康問題を引き起こすまでになった。体重の増加だ。 ハーシーのグローバル最高販売責任者、フィル・スタンレー(Phil Stanley)はCNNビジネスに対し、玄関先で配られるのではなく家で消費されることを考えると、ハロウィーン用パッケージも控えることになるだろうと語った。つまり、ハロウィーン向けの牙(Fangs)をかたどったクッキー・アンド・クリーム「ファングズ」や、血のようなストロベリー・クリーム入りの「バンパイア・キス(Vampire Kisses)」といった新商品を発表したハーシーだが、こうした季節商品の売り込みは従来品の後になりそうだ。 [原文:Worried that kids won't trick-or-treat this October, Hershey's is sending Halloween candy to stores a full month earlier than expected] (翻訳:Ito Yasuko、編集:Toshihiko Inoue)

Isabella Jibilian

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