田中圭、挑戦したいことを明かすも「絶対にタイミング間違えましたよね」と苦笑い<劇場版ドクターX>
俳優の田中圭が12月6日、都内で行われた「劇場版ドクターX」初日舞台あいさつに、主演の米倉涼子、共演の内田有紀、今田美桜、勝村政信、岸部一徳、染谷将太、西畑大吾(なにわ男子)、遠藤憲一、メガホンをとった田村直己監督とともに登壇した。 【写真】笑顔を見せる田中圭がカッコいい… ■田中、会場のリアクションに「やめておけばよかったー!」 ついにシリーズ“完結作”となる本作。新しく挑戦したいことを聞かれた米倉は、俳優として、そして人としてさらなる成長を誓って観客から盛大な拍手を浴びた。その直後に同じ質問をされた田中は、「この後に僕ですか? 本当ですか? どんな些細なことでもいいって言いましたよね」とMCに確認をし、「僕が挑戦したいことは、プライベートで革靴を履くという。革靴…プライベートで…」とコメントしたが、これといった反応が返ってこず、田中は「やめておけばよかったー!」と後悔して会場の笑いを誘った。 続けて、いつもサンダルを履いていたことを明かした田中は「最近、『サンダルは履くな』っていろんな人に言われて、現場じゃないときはサンダルじゃなくてスニーカーにしていたんです。でも、足元を革靴にするだけでだいぶ変わるかなって。革靴履いたら足が疲れそうだなって思いつつも、もう40を超えたので革靴を履いていったほうがいいかなって考えていたんです…」と必死に理由を説明したが、ここでも反応が薄く「絶対にタイミング間違えましたよね」と苦笑しながら重ねて後悔した。 ■今田、新しく挑戦したいことに「一人旅がしたい」 その後、同じ質問をされた今田が「私もしょうもないこと考えていて…」と苦笑し、今田も自身と同様にスベらないかと手を合わせて祈っていた田中だったが、「一人旅がしたい」という答えに、田中は「全然しょうもなくない」と残念がり、米倉から「すばらしい!」と声が飛んだ。 続けて、西畑が回答する番になり、祈るように西畑を見ていた田中だったが、西畑が「インドアで休みの日もお家から出ないんですけど、最近、なにわ男子のアジアツアーで台湾に行きまして…」と話すと、田中は「すげーな」と諦めモードに。海外の魅力に魅了されたという西畑は、今田と同様に“一人旅”に挑戦したいことを明かした。 ■田中、遠藤からの思わぬフォローに「先輩あざっす!」 そして、田中がひとり浮いてしまった状態になっていると、遠藤は「過去に挑戦した話でいいですか?」と質問内容を無視してキャストから突っ込まれつつ、「俺はビーチサンダルが大好きです! だけど、うちの奥さんはマネージャーなので、『どこにでもビーチサンダルで行っちゃダメ。禁止』って言われて、俺はビーチサンダルをあちこちで履かないことに挑戦して卒業しました。(田中も)頑張って!」とエールを送り、思わぬフォローに田中は「先輩あざっす!」と頭を下げ、米倉はこのやりとりに大笑いしていた。 本作は、天才的な腕を持ちながらも組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩くクールな女性外科医の活躍を描く人気ドラマシリーズの“完結作”となる劇場版。2012年10月期にテレビ朝日系で放送された第1弾から12年、集大成を迎える今作では米倉演じる“失敗しない外科医”大門未知子が「ドクターX」になるまでのルーツが描かれる他、未知子に史上最大の危機が訪れる――。 ◆取材・文=風間直人