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日本絵画史に刻まれた画家の作品紹介 江戸~明治 8月8日から敦賀市立博物館

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 江戸から明治にかけての日本絵画史の主流をなした画家たちを福井県敦賀市立博物館の所蔵品103点で紹介する企画展「ふつうの美しさ―京の絵画と敦賀コレクション」が8月8日、同博物館で開幕する。平安時代の国風文化の流れを受け継ぐ「やまと絵」の土佐派、中国の様式にならった「漢画」を専門にする狩野派、「写生」を重視した円山応挙に始まる円山・四条派などの作品から、京都画壇の流れが俯瞰(ふかん)できる。11月8日まで。  交通の要衝として栄えた敦賀は、京都の文化の影響を色濃く受けている。同博物館の収蔵品も、敦賀ゆかりの作品だけでなく、京都で活躍した画家たちの作品が充実している。府中市美術館(東京)で今春開かれた同博物館のコレクション展も好評を博した。  土佐派中興の祖といわれる土佐光紀(みつおき)の「伊勢図」、江戸幕府の御用絵師として狩野派隆盛の礎を築いた狩野探幽の「朝陽鷹(ちょうようたか)図」、円山応挙の「狗子(くし)図」をはじめ、同時代に活躍した岸派、原派の作品も展示する。  同博物館が所蔵絵画を一堂に展示するのは、2015年のリニューアル以降で初めて。担当者は「近年人気の伊藤若冲(じゃくちゅう)らによる『奇想』の絵画のような強烈なインパクトはないが、誰もが美しい、きれいと思える作品ばかり。『ふつう』の美しさと敦賀コレクションの魅力を感じてほしい」と話している。  前期(8日~9月6日)、中期(9月8日~10月4日)、後期(10月6日~11月8日)で展示作品を入れ替える。期間中の月曜日(8月10日、9月21日を除く)と8月11日、9月23日、11月4日は休館。10月10日に府中市美術館(東京)の学芸員による記念講演会を市民文化センターで開くほか、期間中に展示作品の人気投票やワークショップを行う。  入館料は一般300円、団体(20人以上)250円、高校生以下無料。問い合わせは同博物館=電話0770(25)7033。

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