愛知県・大村知事が定例会見7月20日(全文2)医療が逼迫する状況ではない
対策をどう考えているのか
名古屋テレビ:県内の入院者、入院している人なんですけれども、空港の検疫を含めると100人を超えている、120人ぐらいと。 大村:120人ですね。 名古屋テレビ:この状態が20人以上っていうのが続いていくとイエローゾーンに入っていくっていうことになりますけど、その辺り先ほど知事は150人という、基準に比べれば50人をちょっと超えた辺りなんでっていう話をされてましたけれども、その辺りは空港検疫を含めてかなり【入院患者の** 00:28:07】が増えているっていうことに対して、どういうふうに対策を考えていらっしゃいますか。 大村:おっしゃるように、この100人を超えたということについては、大変厳しい状況だというふうに思っておりますし、大変危機感を持って対処していかなければならないというふうに思っております。一方では、今回の感染者の実態として、ほとんどの方が軽症・無症状だと。重症の方はゼロで、中等症の方が3人だということも事実でありますので、そういう意味ではこの状況をしっかりと注視をしながら、対応していくことになりますが。 この入院の病床は500床、4月の段階では300ということでありましたが、もうすでに500床プラス、さらにプラスアルファで確保、【実績 00:29:11】しておりますので、そういう意味では今すぐ逼迫するという状況ではありませんし、現実問題、軽い方といいますか、軽症・無症状の方がほとんど、98%が軽症・無症状という方でありますので、そもそも入院を要しないのではないかと。ですから、自宅療養を選択される方もおられるかと思いますし、今現在やはり入院調整、特に今回の患者さんで、やはり115人の内、名古屋市内は74人で64.3%ということでありますので、名古屋市内が圧倒的に多いわけでありますから、入院調整はしておりますが、自宅待機、自宅療養の方も何人かおられますので、そういう意味では今すぐ医療が逼迫するという状況ではまったくないということは事実であります。 ただ軽症・無症状の方が多いということでありますので、入院施設、病床だけではなくて、やはり宿泊施設につきましてもこれは再開の準備を進めていかなければならないというふうに思っております。そういう意味で、準備段階には入っているということは申し上げたいというふうには思っております。よろしいですか、どうぞ。