【旭川いじめ】遺族コメント全文 再調査委員会の報告書公表をうけ 旭川市長が議会で代読
STVニュース北海道
▼北海道旭川市の今津寛介市長が13日、市議会で代読した広瀬爽彩さんの遺族コメント全文 まずは、報告書が皆さまに公表できるようになるまで、市職員の方にご尽力いただきまして感謝申し上げます。 今回、報告書の公表部分が遺族・娘の個人情報で、通常では公表しない部分に関しても公表することに踏み切りました。 その理由といたしましては、憶測・根拠のない断定、誹謗中傷が遺族・関係者にとどまらず、一般市民のみなさまにも及んでいたためです。 今後は遺族・関係者・市民のみなさまに対する誹謗中傷・憶測・根拠のない断定がなくなることを切に願っております。 また、今回は異例の公表範囲になっていますが、これが通常ではないことを理解していただき、個人情報を含むものが公表されることを当たり前にしないでいただきたく思います。 他の事案でこのような公表範囲になることが当たり前になれば、プライバシーや尊厳に関わりますし、関係者が調査自体に協力することや調査に後ろ向きになると思います。 今回の公表範囲は、私たちの事案に限ったことであると認識していただきたく、強く願います。 今回の公表で娘が何に苦しみ、何に悩んでいたのか。 また、娘が抱えていた特性がみなさまの身近にあること、このようないじめはどこの地域でも起こりうることだと感じていただき、今後同じことが繰り返されないよう、そして同じような悩みを抱える方にも役立てていただけましたらと思っています。 今後は静かに見守っていただけましたら幸いです。