『マンガ大賞2021』ノミネート10作品発表 『【推しの子】』、『怪獣8号』、『SPY×FAMILY』ら
書店員を中心とした各界の漫画好き選考員が「今、この瞬間一番おもしろいマンガ」を選ぶ『マンガ大賞2021』の一次選考の結果が、同賞実行委員会より発表され、ノミネート10作品が出そろった。 【写真】ノミネート作品発表!どんな漫画?大人気の『SPY×FAMILY』第1話 同賞は2008年に創設され今年14回目。昨年1年間(2020年1月1日~12月31日)に新刊の単行本が刊行された作品のうち、最大巻数が8巻までの作品が選考対象。一選考員が「人にぜひ薦めたいと思う作品を5作品」を選出し、得票数上位10作品(同率順位含む)をノミネートした。なお、第1次選考は95人の選考員から216作品への投票があった。 今後の予定は、選考員が全ノミネート作品を読んだ上で二次選考を行い、1、2、3位を選定し、ポイント制で集計の上、一作品を「マンガ大賞」に選出する。大賞の結果は3月中旬~下旬に発表される。 これまでの同賞受賞作やノミネート作が、数多くドラマや映画化されている。2008年の第1回大賞『岳』(石塚真一、小学館)は小栗旬主演で映画化し、第3回の『テルマエ・ロマエ』(ヤマザキマリ)も阿部寛主演で同じく映画化。また、2012年大賞の『銀の匙』(荒川弘)はフジテレビ系の深夜アニメ枠「ノイタミナ」でアニメ化&Sexy Zone・中島健人主演で実写映画化し、2017年大賞の『響~小説家になる方法~』(柳本光晴)は、平手友梨奈主演で映画化された。 ■『マンガ大賞2021』ノミネート作品 ・『【推しの子】』赤坂アカ・横槍メンゴ ・『女の園の星』和山やま ・『怪獣8号』松本直也 ・『カラオケ行こ!』和山やま ・『九龍ジェネリックロマンス』眉月じゅん ・『SPY×FAMILY』遠藤達哉 ・『葬送のフリーレン』山田鐘人、アベツカサ ・『チ。―地球の運動について―』魚豊 ・『水は海に向かって流れる』田島列島 ・『メタモルフォーゼの縁側』鶴谷香央理