メラニア・トランプ、夫と出演する大統領選の活動で出演料を稼いでいる?
政治界の慣行
公の場への出席と引き換えに金を稼ごうとするのはトランプ夫妻だけではない。他の有力政治家も、講演や会合への出席で多額の報酬を得てきた。CNNによると、例えばビルとヒラリー・クリントン夫妻は、ヒラリー元国務長官の大統領選挙活動が始まる前の2001年から2016年にかけて、講演料として計1億5300万ドル以上を稼いだ。バラク・オバマは2017年、ウォール街での講演に40万ドルを受け取って批判を浴びた。バイデン大統領も例外ではない。副大統領職を辞した後の2016年から2018年にかけて、ジョーとジル・バイデン夫妻は書籍の執筆契約や講演料で1500万ドル以上を稼いだ。 とはいえ、大統領選挙期間中にそんなことをした人は誰もいない。ジル・バイデン、ミシェル・オバマ、ローラ・ブッシュら元ファーストレディーの広報担当官たちは、彼女たちが資金集めのための政治集会への出席で報酬を得たことはないと断言している。つまり、メラニア・トランプ以外は、ということだ。
text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr)