夏樹陽子、宅配業者に“神対応”「すごく喜んでいただける」 三が日にはお年玉用意
芸能生活45周年、ぶっちゃけトークに爆笑
女優の夏樹陽子が3日、都内で行われたアルゼンチン・タンゴのコンサートに出演。伸びのある美声とともに、軽快なトークで会場を盛り上げた。 【動画】愛車はフェラーリF355…夏樹陽子に「運転も上手い!」「エンジンの鼓動最高」の声 夏樹はまず第1部に鮮やかなブルーのドレス姿で登場。初夏らしい色合いで、また髪や首元には自らデザインしたという宝石をちりばめた。4人組のアルゼンチン・タンゴバンド「チコス・デ・パンパ」の演奏に乗って3曲を歌い上げた。 「夏樹陽子です。2時間ドラマではおなじみでございますね」とあいさつすると、芸能生活45周年を報告。「今年10月24日に誕生日なんですけど、古希なんですって。あんまり気にしたことないんですけど、去年2本のドラマに出たんです。台本が来たとき、『一見、初老の女が待っている…』と書いてあった。誰? 私? がっくりしちゃったんですよ」とぶっちゃける。もう1本の台本についても「倒れているシーンから始まる。初老の女が…倒れている。まあいいや、好きに書いて」と話し、観客を笑わせた。 ステージ上では、その言葉通りに、年齢を感じさせない。何歳になっても恋心を忘れないエピソードを随所に披露した。 自宅に荷物を届けてくれる宅配業者には、冷凍庫で冷やした水を渡しているといい、「すごく喜んでいただける。それだけでもちょっと心がときめくのよ」とにっこり。また、三が日にはお年玉も渡しており、「500円から始まって、最近グレードアップしたんですけど、コロナのせいか、三が日に届けてくださることが少なくて(お年玉が)あまり減らないの」と茶目っ気たっぷりの習慣を明かした。 雨がテーマの曲になると、「雨の降る日に相合傘。どうしてもくっつくじゃないですか。あれってときめかない? え、経験ない? それはかわいそう。ちょっと好きかなって思う人との相合傘よ。腕を組んでできるじゃないですか。ぜひ相合傘やってください。言ったもの勝ちです」と会場の淑女に呼びかけ。
「愛の讃歌」に会場うっとり 最後は「もう幸せでした」
また、出会いから40年以上がたつという歌手の美輪明宏との関係に言及し、「美輪さんを長く追っかけさせていただいて、30年ぐらいたったころ、お手紙を書きました。便せん10枚くらい。なんとか美輪さんの舞台に出たいと思ったんですね。そしたら1週間後に台本が届きました。『椿姫』。もう台本を見て泣きましたね。全国を回ったんですけど、その間は私にとって宝物のような日々でした」と振り返った。 第2部では、衣装新たにエレガントな赤いドレス姿で髪型も変化。女性客からも「うわ、かわいい!」との声が上がった。 踊りをまじえながら3曲を歌い、アンコールでは美輪の「愛の讃歌」を情感たっぷりに歌唱。「もう幸せでした」と締めくくり、大きな拍手に包まれた。
ENCOUNT編集部