藤川新監督の下で“ピンチ”に…?阪神、厳しい立場となり得るベテラン(4)1軍出場はわずか「2」で
2024年限りで岡田彰布監督が退任し、2025年シーズンから藤川球児新監督が指揮を執る阪神タイガース。プロ野球では指揮官が代われば、起用方針も変わることが多い。藤川監督の就任初年度となる来季は、戦力層が大きく変わる可能性もありそうだ。そこで今回は、藤川新体制でピンチの立場となり得るベテラン選手を紹介したい。
岩貞祐太
・投打:左投左打 ・身長/体重:183cm/87kg ・生年月日:1991年9月5日 ・経歴:必由館高 - 横浜商科大 ・ドラフト:2013年ドラフト1位 今季はわずか2試合の一軍登板に終わるなど、不本意なシーズンを過ごした岩貞祐太。来季で34歳を迎えるベテランにとって、正念場のシーズンとなりそうだ。 横浜商科大から2013年ドラフト1位で阪神タイガースに入団。プロ3年目の2016年には25試合登板で10勝9敗、防御率2.90の好成績を残すなど、先発ローテーションの一角として活躍した。 2018年には23試合に登板し7勝を挙げるも、以降は成績が下降。2020年からは中継ぎに転向した。 すると、2022年には自己最多の53試合に登板し、13ホールドポイント(2勝1敗11ホールド)、防御率2.57を記録。リリーフとして見事に復活を遂げた。 昨季も50試合の登板で25ホールドポイント(1勝0敗24ホールド)、防御率2.70をマーク。セットアッパーとしてチームのリーグ優勝・日本一に貢献する活躍を見せた。 ところが、今季は左肘の違和感などもあり、二軍を主戦場とした岩貞。一軍では自己ワーストの2試合の登板にとどまった。 2025年は3年契約の最終年となるだけに、背水の陣でシーズンに挑むことになりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部