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ジャクソンとポポヴィッチ。2人の下でプレーしたウィル・パデューが名将について言及

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バスケットボールキング

「フィルはどの選手にも個人としてどうすれば刺激できるのかを熟知していて、すごい仕事をしていたと思う」

 70年以上の歴史を持つNBAにおいて、指揮官として最も多くの優勝回数を誇るのがフィル・ジャクソンHC(ヘッドコーチ)だ。1990年代にシカゴ・ブルズで2度の3連覇を飾り、1999年にロサンゼルス・レイカーズの指揮官に就任すると、2000年から02年に3連覇、09、10年に2連覇を達成し、計11度の優勝を手にしてきた。  ジャクソンHCは20シーズンで通算1640試合を指揮して1155勝485敗(勝率70.4パーセント)、プレーオフでは333試合で229勝104敗(勝率68.8パーセント)を記録。  一方、現役のHCの中で最も優勝回数が多いのはサンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポヴィッチHCだ。5度のチャンピオンとなった名将は、スパーズを昨季までNBA史上最長タイとなる22年連続のプレーオフへと導いてきた。  新型コロナウイルスによるシーズン中断時点で、ポポヴィッチは通算1883試合を指揮して1272勝611敗(勝率67.6パーセント)、284試合を戦ってきたプレーオフでも170勝114敗(勝率59.9パーセント)という見事な実績を残している。  ジャクソンHC、ポポヴィッチHCはいずれもNBA史上屈指の名将としての評価を得ているのだが、両者の下でプレーした経験がある選手にはどのように映っていたのだろうか。  ここでは、ブルズの前期3連覇(91年から93年)に貢献し、スパーズが99年に初優勝を飾った時に在籍していたウィル・パデュー(元ブルズほか)の話を紹介したい。5月19日(現地時間18日、日付は以下同)に『The Chicago Sun Times』へ掲載された記事の中で、パデューはまずジャクソンHCについてこう話していた。 「フィルは私のベストを引き出そうと買って出てくれた。ホーレス(グラント)、スコッティ(ピペン)、マイケル(ジョーダン)、スティーブ(カー/いずれも元ブルズほか)、すべての選手だね。それが彼のアプローチの仕方だったんだ。熱狂させることができれば、いいプレーができるんだとね。どの選手にも個人としてどうすれば刺激できるのかを熟知していて、すごい仕事をしていたと思う。(ちょっとばかり余計なことをして)怒らせるんだ。『どうやったら彼らを怒らせることができるのか?』とね」。  ブルズではジョーダンをトップに、選手間の立ち位置が明確になっており、ジャクソンHCは選手それぞれに役割を与えて、ベストを引き出そうとしていたのだろう。

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