俳優・堀田真由 1年間で13作品 原点は10年続けた習い事「折れない心が培われた」
■自身は器用な方ではない 役との向き合い方
2015年のデビュー以来、朝ドラ『わろてんか』や『3年A組-今から皆さんは、人質です-』で注目され、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や『大奥』などに出演。その後、1年間で映画・ドラマ合わせて13作品に出演するなど、数多くの話題作に出演しています。 ――作品が重なることはありますか? 以前は3~4つ重なっていた時期はあったんですけど、でもその時は演じるキャラクターがかけ離れていたので、切り替えがすごくできたんですけど。今年からは一つ一つに集中して1作品ごとを丁寧にやっていこうっていうことを思いながらやっています。 ――セリフはどのように覚えていますか? 私はなかなか器用なタイプではないので、撮影の少し前から毎日(台本に)目は通すようにしていて、徐々に自分の中に入っていく感覚というか、時間はめちゃくちゃかかります。 ――モデルとしても活躍している堀田さんですが、俳優・モデルで意識していることはありますか? お芝居の現場でも雑誌のモデル業の方でも私はすごく共通しているような気がしていて。本当に一人だけではなくて、たくさんのチームの皆さんと物作りをするので。雑誌の場合だったら、今日はどの服をメインに見せたいんだろうとかあるんですよ。いかに大事な部分をキャッチして、皆さんが何を求めているのかっていうのをキャッチしながらやるようにもしていて。それはお芝居の現場でもそうだと思うんですけど、監督さんとかに言われたことをよりすぐに反応できるようにするとか、何か周りのおっしゃっている方の声をしっかりと耳を傾けて聞くっていうのは、どの現場でも共通して一緒なのかなと思います。