【動画解説】今夜 ふたご座流星群が一番の見頃 今年最後で最大 九州から関東でチャンス
今年の流星群の中で一番流星数が多い「ふたご座流星群」は今夜13日(日)からあす14日(月)の未明に一番数多く流れます。九州から関東では晴れる時間帯があり、観測できそうです。流星数と見る時のポイントをご紹介します。
「ふたご座流星群」は、流れ星の数が特に多い三大流星群のうちの一つです。今年は月明りの影響がなく大変よい条件となっています。 流星の予想数は、深夜からから未明にかけて多くなり、山など暗い所では1時間に50個以上見られる見込みです。郊外では20個、都心部でも6個と多少の街明かりがあっても、明るい流星もあるため見ることができそうです。
流星は、ふたご座付近の放射点を中心に放射状に出現しますが、放射点の方向だけではなく、空全体に現れます。このため、見る際は、なるべく空の広い範囲を見渡すとチャンスが広がります。 また、目が屋外の暗さに慣れるまで、最低でも15分ほどは観察を続けると良いと言われています。 今夜13日(日)の夜から14日(月)未明にかけては、九州から関東の太平洋側を中心にチャンスがあるでしょう。今夜は太平洋側で上空の薄雲が出るものの、雲が無くなる時間帯がある見込みです。 今夜も冷え込みますので、防寒対策はしっかりとなさって楽しんでください。 (気象予報士・長谷部愛)