架空料金請求詐欺で60代女性が電子マネー240万円被害 岐阜県高山市
「当選金を受け取るためには手数料が必要」などと架空の料金を請求する詐欺で、高山市の60代女性が、電子マネーで240万円をだまし取られる被害に遭いました。 今年9月15日、高山市の60代の女性のスマートフォンにメールが届き、女性がURLをクリックしたところホームページに誘導されました。 そのホームページで知り合った女から「75万円が当たりました。受け取るには電子マネーで1000円支払う必要がある」などとメールが届き、信じた女性は電子マネーを購入し、ホームページ上で番号を入力しました。 その後、この女から「受け取れる金額が3億円になった」、「さらに電子マネーが必要」などとメールで指示され、女性は11月26日までに100回以上にわたり、計240万円分の電子マネーをだまし取られたということです。 女性が28日、「当選金がもらえると、電子マネーを買い続けたがもらえない」と警察に相談し、詐欺だと分かりました。 警察は架空請求詐欺として捜査するとともに、「コンビニで電子マネーを買ってください」「番号を教えてください」などのキーワードが出たら詐欺を疑うよう呼びかけています。