きょう(火)の天気 広く穏やかな小春日和 日本海側でも日差し戻る 一日の寒暖差と乾燥に注意
きょう21日(火)は全国的に晴れて、小春日和となりそうだ。日本海側の天気も回復し、強い風もおさまる見込み。ただ、一日の気温差が大きく、また空気の乾燥する所があるため、注意が必要となる。
放射冷却強まり底冷えの朝 濃霧にも注意
きょうは朝から広く晴れていることで放射冷却が強まり、各地で底冷えの朝を迎えている。午前5時までの最低気温は長野県野辺山で‐7.0℃、北海道陸別で‐4.9℃、岐阜県六厩で‐4.3℃、栃木県土呂部で‐4.0℃など、東日本の内陸部を中心に氷点下の冷え込みとなった。他にも奈良や富山など、今シーズンの最低気温を更新した所もある。
また、東日本の内陸部や西日本の一部には濃霧注意報が発表されている所があり、午前中は濃い霧のかかる所があるため、車の運転などは注意が必要となる。
日中は気温上昇 日差しぽかぽか
ただ、日中は日差しとともに気温は順調に上がる見通し。最高気温は関東から西では18℃前後で、九州では20℃を超える暖かさとなりそうだ。北日本でもこの時季としては高く、特に南よりの風が吹く札幌では13℃と、10月下旬並みの気温となる見込みだ。朝と日中との気温差が大きく、服装選びが難しい状況となっているが、重ね着などで上手に調整したい。
広く洗濯日和 乾燥注意報も
天気は夜にかけて晴れの続く所が多くなりそうだ。北海道など時折雲の広がる所はあるが、天気の大きな崩れはない見込み。洗濯物は安心して外干しできる空模様となるが、西日本では乾燥注意報が発表されている所がある。火の取り扱いに注意し、喉やお肌のケアも心がけたい。 (気象予報士・多胡安那)