客の声から誕生した名物“みそぱん” 駒田屋本舗
さらにこちらも。女性客からの要望で生まれた『チーズみそぱん』。中にはなめらかなクリームチーズがたっぷりと入っていて、みそとの相性もぴったりです。 そんな、みそぱんの存在感を大きくしたのが東日本大震災です。 --渡邊浩光さん(8代目店主)「水道が来てボイラーが炊けるようになってからは、毎日朝から晩までこのみそぱんを製造していました。」 少ない材料で短時間で多く生産できることから、毎日1万個のみそぱんを県内のスーパーに届け続けました。 --渡邊浩光さん(8代目店主)「“震災の時はこのみそぱんで生き延びたんだよ”という方もいらっしゃるくらいでした。」 どんなときも市民とともにあった駒田屋のみそぱん。渡邊さんは未来をどう見ているのでしょうか。 --渡邊浩光さん(8代目店主)「うちの娘は別の仕事に就いている。ただこれだけ長く愛された店なので、なんとか今後も末永くご愛顧いただけるようにしていきたいなと思う。これはだんだんに考えていきたいと思います。」 どの時代に生きる人にも変わらずに愛されてきた駒田屋。あすも…あさっても…この場所で作り続けます。 『ステップ』 福島県内にて月~金曜日 夕方6時15分~放送中 (2024年12月12日放送回より)
テレビユー福島