女子ダブルスは志田/松山が日本ペア対決を制して優勝! 男子ダブルスの保木/小林もV! バドミントン タイオープン
5月22日に開催されたBWFワールドツアー・タイオープン(バンコク・S500)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。 世界一の国を決めるトマス杯・ユーバー杯(タイ・バンコク)からの連続開催となった本大会。最終日の決勝戦には、女子ダブルスの志田千陽/松山奈未、松本麻佑/永原和可那、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾が勝ち進んだ。 その決勝戦・第1試合に組まれた女子ダブルスは日本ペア対決。第1ゲームは松本/永原が21-17で先制してプレッシャーをかけたが、第2ゲームは志田/松山が14-7と大きくリードを保って奪い返し、勝負の行方は最終ゲームへ。一進一退の攻防は終盤まで続き、20オール。さらにここからポイントの取り合いとなり24オールとなったが、最後に2連取したのは志田/松山。26-24で松本/永原との大激闘を制し、3月の全英OP以来の優勝をつかんだ。 男子ダブルス決勝に挑んだ保木/小林は、インドネシアのアルディアント/アルフィアンと対戦。前半からリードを奪った保木/小林だったが、試合途中で相手がキケンとなり、保木/小林が優勝。世界選手権以来のタイトル獲得となった。 女子シングルスは、戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)と陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)が激突。1時間を超える接戦は、戴資穎がファイナルゲーム12本で制して優勝を飾った。男子シングルスは、マレーシアのリー・ジジャが中国の若手、李詩灃(リ・シフェン)とファイナルゲームの激闘を23-21でモノにし優勝。アジア選手権に続き、今季2つ目のタイトルを手にしている。 最終試合となった混合ダブルスは、地元Vをねらったデチャポル/サプシリー(タイ)が中国の鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)と対戦。どちらも譲れない戦いは最終ゲームにもつれ、最後は中国ペアが21-14で勝利。鄭思維/黄雅瓊もアジア選手権に続く優勝を飾った。 文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO
バドミントン・マガジン編集部