ヤクルト・石川は5回3安打1失点で降板 交流戦単独トップ27勝目はお預け
「楽天-ヤクルト」(29日、楽天生命パーク宮城) ヤクルトの石川雅規投手が、5回を3安打1失点(自責0)で降板。打線の援護に恵まれなかった。 失点を許したのは初回だ。先頭の西川の打球を遊撃・長岡がファンブル。二盗を決められ、1死三塁から浅村に先制適時打を許した。それでもその後は粘投。五回には2死一、三塁から、再び浅村を迎えたが、遊ゴロに打ち取り、味方の援護を待った。 何とか援護したい打線だったが、楽天・則本の前に、決定打を欠いた。二、三、四回といずれも得点圏まで攻めたが、得点は奪えず。4安打無失点に封じ込められていた。 石川は通算179勝。交流戦も現在ソフトバンク・和田、杉内(巨人)と並ぶトップタイの26勝を記録していた。この日白星を挙げれば単独トップの可能性もあった。