シティオブトロイはブリーダーズCクラシック後に引退、種牡馬入り
今年の英国ダービー馬で、その後もエクリプスS、インターナショナルSとGⅠを3連勝中のシティオブトロイ(牡3・Aオブライエン=アイルランド)は、次走の米GⅠブリーダーズCクラシック(11月2日・デルマー競馬場ダート2000メートル)を最後に引退、種牡馬入りすることになった。同馬を所有するクールモアが発表したもので、引退後はアイルランドのクールモアスタッドに繋養される。 シティオブトロイは昨年の英GⅠデューハーストSを無敗で制し、カルティエ賞の最優秀2歳牡馬を受賞。英2000ギニーで9着に敗れたものの、その後はGⅠを3連勝して通算7戦6勝とした。初めてダート戦となるBCクラシックに向けて、9月20日には英国サウスウェル競馬場で公開調教を実施。Aオブライエン調教師にとっても悲願というべきBCクラシック制覇をラストランで飾るべく、着々と態勢を整えている。
東スポ競馬編集部