10年後のJリーグと北海道コンサドーレ札幌 世界規模で考えるべきクラブのビジョンとは?
ACLに手が届くチャンス 経営的な負荷はあっても行きたい
今季のコンサドーレ札幌はミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任してJ1上位につけるが、招聘に至った背景には「欧州に追いつくため」という視点がある。イニエスタら大物外国人選手も流入する中、来季からJリーグの外国人枠が拡大される見通しだが、大事なのは世界基準や欧州基準で物事を考えられる視野だ。現状の流れを踏まえ、札幌・野々村芳和社長に10年後のJリーグと札幌をテーマに話を聞いた。(文:植田路生 2018年11月発売『フットボール批評22』を転載) ■プロフィール 野々村芳和(ののむら・よしかづ) 1972年生まれ。株式会社コンサドーレ(北海道コンサドーレ札幌の運営会社)代表取締役社長。慶應義塾大学卒業後の1995年にジェフユナイテッド市原でプロデビュー、2000年にコンサドーレ札幌へ移籍。TV番組「Jリーグラボ」などでの歯に衣着せぬ発言はサッカーファンの間でも話題。
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フットボールチャンネル編集部