次期ビッグベイトゲームの大本命! 必殺表層ウェイクベイト『UK BW170F』
シーバスビッグベイトゲームの盛り上がり、すごいですよね! そんな大注目ジャンルに、マルジンから超実践的ウェイクベイトがリリースされるという情報をキャッチしました。各フィールドで5シーズンみっちりとテストを繰り返し、圧倒的な釣果を叩き出したというマルジン待望のビッグルアー。その特徴を嶋田仁正さんにみっちりと取材しましたよ! 【画像】UK BW170F カラーラインナップとスペック
ビッグボディ&タイトロールで見切らせずバイトに持ち込む!
UK BW170Fは、全長170mmというビッグボディのファットなプラグというのが第一印象。では、このルアーのコンセプトとは? 嶋田「ウェイク系のルアーを作って欲しいという要望がテスター陣からのかなり多かったんですよね。最近、100~130mmサイズのウェイク系ルアーが結構流行っていますしね。この手のルアーに多いのが、リップではなくガマ口系のデザイン。もしくはサブサーフェスで、リップを真下に立てて、ジョイントボディとか。要は大きなリップでボディを動かすルアーですよと。ただ、UK BW170Fはガマ口にはしませんでした。これは自分の中での美学というか、ガマ口のデザインにはしたくないなと。単純に好きじゃないだけなんですが(笑)。もちろんこれまでのガマ口のウェイク系のルアーはたくさん使ってきて、魚もめちゃくちゃ釣りました。今もウェイク系はたくさん世に出ていて流行っていますが、個人的には面白みが足りないと思っていたので、じゃあ作ってみようとなったんです」 確かにガマ口のサブサーフェスのウェイクルアーは現在多くのルアーが市場に出ている人気カテゴリーのひとつ。このUK BW170Fはどのような特徴があるのでしょう? 嶋田「大きな特徴はアクションがロール気味であること。ルアーがでかいのでワイドロールに見えますが、比較的タイトなロールのアクションが出ます。タイトめのロールアクションですがサイズは170mmもあり、ロール系では最大クラス。アクションを大きくしないかわりにボディを大きくしたと。そしてサウンド。タングステンのウェイトボールを3個使っていて、内部に隙間をたくさん作ってある。なので、巻くとカタコトうるさくなると。良いサウンドが出るロールアクションを求めて、動きを調節していった感じですね」 170mmのビッグボディで、ロールアクションでカタコト音を出しながらスイムする…。イメージするととても釣れそうですね。 嶋田「テスト中もものすごく釣れて、80アップ90アップもかなり釣れましたよ。あと、特にこだわったのが、スイム姿勢ができる限り前のめりにならないこと。ガマ口のルアーは頭部が大きく、ここの部分に多く水が当たるのでスイム姿勢が前のめりになりやすい。また、デッドスローになればなるほど泳ぎにくくなる。なので、このUKBWは水平姿勢を保ちながらデッドスローでもしっかり動くように設計しました」