幹事を任されたのですが、忘年会の相場はいくらなのでしょうか? 学生時代は3000円以内のお店で飲んでいたので、良いお店を知らなくて不安です。
忘年会の幹事を任されたものの、どのお店を選べば良いのか、予算感がつかめず不安になっていませんか? 学生時代のように3000円以内で済ませることが多かったかもしれませんが、社会人になってからの忘年会では、もう少し予算を確保する必要があるかもしれません。この記事では、忘年会の相場について詳しく解説します。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
忘年会とは
忘年会は、1年間の労をねぎらい、年末にその疲れを忘れるための特別な宴会です。鎌倉時代に貴族たちが和歌を詠む行事として始まったのが起源とされています。 現在のような飲み会形式の忘年会が広がったのは明治時代からで、昭和の時代には企業でも忘年会が広く行われるようになりました。普段の宴会では日々の業務の労をねぎらうことはありますが、忘年会はその年の努力を振り返り、感謝の気持ちを伝えるための特別な場です。 また、忘年会はその年をねぎらい、来年に向けての願いを込めて新たな気持ちで迎えるための重要な機会でもあります。
忘年会の相場
ぐるなびが実施した「2024年の忘年会シーンに関するアンケート」では、20~69歳の男女1237人を対象に、忘年会で支払ってもよい金額について尋ねました。その結果、参加者が許容する支払金額の分布は表1の通りとなっています。
出典:ぐるなび「2024年の忘年会シーンと望むこと」職場・仕事関係2024年の忘年会で払ってもよい金額を基に筆者作成 このデータに基づく平均支払額は4298円です。多くの参加者が4,000円台を許容していることが分かります。 ■忘年会メニュー選びで重視するポイント 忘年会のメニュー選びで重視するポイントについて、ビジネスとプライベートの両方で上位3項目が一致する結果となりました。 最も重視されたのは「コース全体の構成やバランスが良いこと」(38.2%)で、次に「好みの料理や食べたい料理が含まれていること」(25.1%)、そして「品数や量が少なくても、質や内容が良いこと」(24.6%)が続きました。 質の高い料理やバランスの取れたコースが、参加者満足度に直結する要素であるといえるでしょう。