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Museum from Home:菊池寛実記念 智美術館「継ぐ―今泉今右衛門、酒井田柿右衛門、三輪休雪、樂吉左衞門」展

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美術手帖

 菊池寛実記念 智美術館は、実業家・菊池寛実の娘・智が、2003年に設立した美術館。日本の現代陶芸の多様性を俯瞰する陶芸作品をコレクションしている。「継ぐ」展は、今泉今右衛門、酒井田柿右衛門、三輪龍氣生、樂直入の作品を同館の収蔵品を中心に紹介する展覧会だ。  十四代今泉今右衛門と十五代酒井田柿右衛門は、現代の有田を代表する窯元として活動している。今泉家は江戸時代に佐賀・鍋島藩の藩窯で作られた色絵磁器「色鍋島」において代々赤絵師を務め、明治以降に色絵磁器の一貫生産に乗り出し、現代まで今右衛門として「色鍋島」を継いでいる。酒井田家は日本で初めて磁器の上絵付に成功したと伝えられ、濁手と呼ばれる失透気味の白磁体に余白を大きく残した色絵を特徴とする。  また、2019年は伝統ある陶家で改名と襲名があった年でもあった。京都では、長次郎が千利休の思想のもと樂茶碗を創始して以来、約450年にわたって技法を伝えてきた樂家の十五代樂吉左衞門が、樂直入(らくじきにゅう)に改名し、長男の篤人(あつんど)が十六代を襲名。萩では江戸時代前期から続いてきた萩焼の名門・三輪家の十二代三輪休雪(みわきゅうせつ)が三輪龍氣生(みわりゅうきしょう)に改名し、弟の和彦が十三代を襲名した。  菊池コレクションから、十五代樂吉左衞門の初期を代表する個展「天問」に出品された作品20点も、菊池コレクションから一堂に展示される。  出品作家は、十二代今泉今右衛門、十三代今泉今右衛門、十四代今泉今右衛門、十三代酒井田柿右衛門、十四代酒井田柿右衛門、十五代酒井田柿右衛門、三輪龍氣生(十二代三輪休雪)、樂直入(十五代樂吉左衞門)。

 

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