最高額は誰? 世界の一流監督、契約解除金ランキング6位。ここからが腕の見せどころ! 17億超でマンU再建を任される
年々高騰しているサッカー選手の移籍金。ここ数年では100億円規模の移籍金も珍しくなくなっている。そして、その流れはついに監督にまで及んだ。今では各クラブが有能な監督を引き抜くために大金を支払うことも辞さない時代となっている。今回はこれまでに最も高額な契約解除金が支払われた監督をランキング形式で紹介する。(データはtransfermarktを参照)
6位:ルベン・アモリム 生年月日:1985年1月27日 現職:マンチェスター・ユナイテッド監督 契約解除金:1100万ユーロ(約17億6000万円) 移籍:スポルティングCP→マンチェスター・ユナイテッド “赤い悪魔”の復権はこの男に託された。6位にランクインしたルベン・アモリムは、エリック・テン・ハフの後任としてマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任し、クラブを再建することができるか注目が集まっている。 ここ最近のユナイテッドはリーグ戦でめっぽう弱いことが気掛かりだ。テン・ハフ就任時は1年目にカラバオカップ優勝、2年目にFAカップ優勝と、国内カップ戦では一定の成績を残せているが、肝心のリーグ戦においてはファン・サポーターの不満が募っている。昨季は、プレミアリーグ創設以来では過去最低となる8位を記録し、今季もここまで13位と優勝争いからは程遠いところにいるのが現状だ。 一方のアモリムはというと、昨季にスポルティングCPをリーグ優勝に導いたことでビッグクラブから熱い視線が注がれる存在に成長し、今季も開幕からリーグ戦全勝(第11節終了時点)という快挙を見せている。 そんなアモリムは、スポルティングでともに仕事をしていたコーチ陣を率いての満を持しての就任ということもあり、周囲からの期待は大きい。その証拠として、契約解除金には1100万ユーロ(約17億6000万円)もの大金が支払われている。 当ランキングに唯一2回登場するだけあって、どのクラブも欲しがる若き逸材であることは間違いないだろう。あとは、自身初めての5大リーグ、しかもプレミアリーグの名門で確かな実績を残すことができれば、名将の仲間入りも夢ではない。
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