【ジャパンC近10年の傾向】10万超えの大波乱無し 特に近年は堅い決着続く
ドウデュースやオーギュストロダンをはじめ、国内外から強豪が集った今年のジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)。過去10年の傾向から、的中へのヒントを探っていく。今回は「配当」にスポットをあてる。 【写真】エピファネイアこれまでの軌跡 近10年において、3連単で10万超えの配当は無く、単勝4桁配当も17年の一度のみ。イクイノックスやアーモンドアイなど、抜けた存在が居たことも大きかったが、ジャパンCは順当で堅い決着が続いている。14年の3連単91790円はジャパンC史上3位の高配当であったが、10万に満たない金額が払戻ランキングの上位に入るということは、大波乱が見込みづらいGIと言っていいだろう。 1番人気が【5-1-2-2】と堅実で、6番人気以下で馬券に絡んだのは14年スピルバーグ(6番人気)、15年ラストインパクト(7番人気)、16年シュヴァルグラン(6番人気)と3頭のみ。馬券は無理な穴狙いではなく、しぼって勝負するのがよさそうだ。 近10年の勝ち馬、単勝、3連単の配当は以下の通り。 ■23年イクイノックス 単勝130円 3連単1130円 ■22年ヴェラアズール 単勝450円 3連単9850円 ■21年コントレイル 単勝160円 3連単1780円 ■20年アーモンドアイ 単勝220円 3連単1340円 ■19年スワーヴリチャード 単勝510円 3連単19850円 ■18年アーモンドアイ 単勝140円 3連単2690円 ■17年シュヴァルグラン 単勝1330円 3連単13340円 ■16年キタサンブラック 単勝380円 3連単36260円 ■15年ショウナンパンドラ 単勝920円 3連単53920円 ■14年エピファネイア 単勝890円 3連単91790円