【AI予想回顧】ジャパンCは本命アーモンドアイが勝利 阪神2重賞の結果は?
圧巻のラストラン
先週末は3重賞が行われたが、三冠馬3頭による最初で最後の対決となったジャパンC(GI・芝2400m)に最大の注目が集まっていた。AI予想エンジンKAIBAの予想は的中となったのか、京阪杯(GIII・芝1200m)、ラジオNIKKEI杯京都2歳S(GIII・芝2000m)、の結果とともに振り返る。 【競馬永久保存版】単勝が一番儲かる馬券!?回収率UP ローリスク・ハイリターンな買い方(1/2) AIの本命は前走の天皇賞(秋)で歴代最多となる芝のGI8勝目をあげ、今回がラストランとなるアーモンドアイ。東京芝2400mはこれまでにGI2勝、2:20.6というレコードホルダーでもあり、能力・適性は最上位と評価した。 対抗は昨年の有馬記念以来のレースとなるワールドプレミア。同レースでは展開の恩恵もあったとは言えるものの3着と強豪相手に好走している。内枠有利のジャパンCで外枠から穴はほぼ出ないということからも、2枠3番を引いた今回は数少ない穴候補だと見たようだ。 3番手には昨年の2着馬カレンブーケドール、そして無敗の三冠馬コントレイルとデアリングタクトは4、5番手までという予想だった。 一番いいスタートを切ったのはアーモンドアイだったが、すぐさまキセキがそれを制してハナを主張。外からヨシオが並びかけていき、2頭が並んで1コーナーへと入った。すぐに隊列は決着がついたが、この動きによってキセキは思ったようにペースを落とせず、後続を引き離す大逃げを打つこととなった。 本命のアーモンドアイはグローリーヴェイズを前に置く形で4番手のインを追走。それを見る形でデアリングタクトはいつもより前目からのレースに。その1馬身後ろにカレンブーケドール、さらに2馬身差の9番手外目にコントレイル、半馬身後ろにワールドプレミアという展開で、前半1000mは57.9で通過。 直線に向いても、逃げるキセキと後続とは10馬身以上あったが、徐々に差が詰まり、水色と赤の勝負服、白いシャドーロールが一気に迫って残り150mで先頭へと躍り出る。すぐ後ろでは内からグローリーヴェイズ、大外からコントレイル、それらの間からカレンブーケドールとデアリングタクトと4頭による激戦が繰り広げられていた。だが最強牝馬はそれらを全く相手にせず、ラストランも1着でゴール板を駆け抜けた。 そこから1 1/4馬身差まで迫ったコントレイルが2着、カレンブーケドールとの際どい争いを制したデアリングタクトが3着となり、歴史的な一戦となったジャパンCは三冠馬によるワンツースリーでの決着となった。 予想は◎△×という結果で最低限の的中となったが、お金には代えられないレースだったと言えるだろう。そしてGI9勝目とともにターフを去ったアーモンドアイの強さが際立ったレースでもあった。