東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値 <外為市場> ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円 午後5時現在 154.56/154.57 1.0547/1.0548 163.02/163.03 NY午後5時 154.34/154.35 1.0541/1.0542 162.64/162.67 午後5時のドル/円は、前週末のNY午後5時と比べて小幅ドル高/円安の154円半ばで推移している。名古屋市で講演を行った植田和男日銀総裁の発言を受けて午前中には155円前半まで上昇する場面もみられた。買いが一巡すると154円半ばから後半を中心に一進一退の展開が続いた。 <株式市場> 終値 前日比 寄り付き 安値/高値 日経平均 38220.85 -422.06 38259.59 38,150.39─38,548.30 TOPIX 2691.76 -19.88 2692.82 2,688.64─2,707.25 プライム市場指数 1385.32 -10.22 1385.56 1,383.80─1,393.25 スタンダード市場指数 1219.78 -2.16 1218.02 1,217.88─1,225.15 グロース市場指数 794.05 -6.86 796.96 792.17─799.55 グロース250指数 619.26 -6.69 622.71 617.87─624.48 東証出来高(万株) 173308 東証売買代金(億円) 37718.13 東京株式市場で日経平均は、前営業日比422円06銭安の3万8220円85銭と反落して取引を終えた。前週末15日の米国株式市場が下落した流れを引き継ぎ、主力株の一角が日経平均を下押しした。このところ底堅く推移していた銀行株や、トランプ次期政権の人事への思惑から医薬品株を売る動きも目立った。市場では、「トランプ・トレード」一巡後の利益確定売りがきょうも続いているとの見方があった。 プライム市場の騰落数は、値上がりが726銘柄(44%)、値下がりは861銘柄(52%)、変わらずは58銘柄(3%)だった。 <短期金融市場> 無担保コール翌日物金利(速報ベース) 0.227 ユーロ円金先(24年12月限) ─── 3カ月物TB ─── 無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.227%になった。前営業日(0.227%)から横ばい。「ビッドサイドの調達ニーズは引き続き底堅い」(国内金融機関)との声が聞かれた。 <円債市場> 国債先物・24年12月限 142.85 (+0.03) 安値─高値 142.72─142.95 10年長期金利(日本相互証券引け値) 1.070% (変わらず) 安値─高値 1.080─1.065% 国債先物中心限月12月限は、前営業日比3銭高の142円85銭と5営業日ぶりに反発して取引を終えた。日銀の早期利上げ観測がやや後退し、相場を支援した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの1.070%。