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【特集】介護現場の人手不足が加速『子どもの休校』で職員不足...『自主休業』選ぶ施設も...ひっ迫する現場

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MBSニュース

感染拡大の影響により、介護の現場にも大きな負荷がかかっています。ひっ迫する介護の現場を取材しました。

相次ぐ“デイサービス自主休業”の余波

大阪市西成区に住む枦哲司さん(69)。これまでに2度脳梗塞を起こし、左半身が麻痺した状態となりました。この日、ケアマネージャーの尾上末美さんが枦さんの自宅を訪れました。枦さんは座っていても、左足が小刻みに震えていました。 (尾上さん)「(痙攣の)震えがきたり。」  (枦さん)「外歩くの怖いです。一人だと、こないなる(左足が痙攣する)から怖い。」 1人暮らしの枦さんは、買い物へ行くことも料理をすることもできないため、ケアマネージャーと相談しながらヘルパーによる訪問介護サービスを利用しています。

また、週に3日はリハビリと入浴のためデイサービスを利用していますが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、1つが“廃業”しました。そしてもう1つからも、感染リスクから“自主的に休業”という連絡が届きました。 「うわあ、もうあかんわと思った。(デイサービスがないと)体を動かさないから、寝たままになってしまう。人とも会えないし。」(枦さん) ケアマネージャーの尾上さんはこの状況に懸念を抱いていました。 「特に高齢者は、1週間寝たきりでも足が衰え(筋力が)低下する。一人住まいなら、話をする相手がいないので、頭を使わなくなり、認知症が進む。」(ケアマネージャー 尾上末美さん)

大阪府では、高齢者福祉施設は休業要請の対象にはなっていませんが、利用者に対して“家庭での対応が可能な場合は利用を自粛するよう要請”しています。このため、自主休業を選択する事業者が相次いでいるといいます。 「このまま何か月も続くと、かなりのところがやめたり倒産したりとか、大変じゃないかなと。介護を支えるところが支えられなくなってくる。ただでさえ介護って人手不足の上に、これ以上それに拍車をかけるようになったら、あと10年20年後どうなっているんだろう、介護って崩壊しているんじゃないか。」(尾上さん) 結局、廃業を決めたデイサービスから、なんとか運営を続けるという連絡を受け、枦さんは胸をなでおろしましたが、将来への不安は残ったままです。 「どうしたらいいのかな、全然わからへん。」(枦さん)

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