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鉄道工事で一部解体された昭和初期の穀物庫、復元へ/台湾・台中

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中央社フォーカス台湾

(台中中央社)鉄道工事で一部解体された日本統治時代の穀物庫が復元されることになり、16日に中部・台中市潭子区の建物所在地で着工式が行われた。竣工予定は2023年。式典に出席した盧秀燕市長は、今後同市の新たな観光スポットになることに期待を示した。 文化部(文化省)や同市文化資産処の資料によると、穀物庫は1931(昭和6)年築。敷地内の穀物庫、精米所、玄米保管庫の保存状態はおおむね良好で、天窓があるのこぎり屋根や中国閩南(福建省南部)地方の木構造など、和洋中の工法が各所に用いられている。所有者は潭子区農会(農協)。2011年に「潭子農会穀倉」の名称で市定古跡に登録された。その後、台湾鉄路管理局(台鉄)の高架化事業に伴う仮線設置のため一部が解体され、当時の市政府が修復・再活用を約束していた。 修復に投じられる総工費は1億7000万台湾元(約6億1300万円)。同市や文化部文化資産局、潭子区農会などが拠出する。同市文化資産処は、文化財が交通建設によって解体され、元の場所で復元される重要なケースになるとの見方を示している。 (郝雪卿/編集:塚越西穂)

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