〝闇バイト撲滅〟高市早苗氏が新たな「潜入捜査」導入へ 自民が緊急提言案 架空身分での組織接触可能にする制度要望
■「囮捜査」と性質異なる
日本カウンターインテリジェンス協会の稲村悠代表理事は「新たな手法が実現されれば、仮装した身分証の発行なども根拠を得ることになる。犯人に犯罪を働きかける『囮(おとり)捜査』と性質が異なり、通信傍受などと比べても『権利上』の制約が少ない。今回は闇バイトが念頭だが、米国の連邦捜査局(FBI)などは類似の手法を導入して対諜報、対テロで成果をあげている。重要な証拠を得ることができる捜査手法だ」と評価した。