【新型コロナ】20日横浜、高齢者4人死亡256人感染確認 金沢区の病院でクラスター発生
新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は20日、市内に住む70~80代の男女4人が死亡した、と発表した。また、10歳未満~90代の男女256人の感染を確認。60代と80代の男性3人が中等症、221人が軽症または無症状で、32人の症状が分かっていない。131人の感染経路が不明という。 市によると、死亡した4人はいずれも感染経路不明で、昨年12月中旬から今年1月上旬に発症。病院に入院したが、症状が悪化し、新型コロナによる肺炎で亡くなった。 これまでに患者や職員3人の感染が確認されている済生会若草病院(同市金沢区)では、新たに13人の陽性が判明。市はクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。 市内のクラスター関連では、横浜刑務所(同市港南区)で収容者14人、済生会横浜市南部病院(同)で職員と患者2人、高齢者グループホームで職員1人の感染が分かり、それぞれ感染者数は54人、26人、11人となった。
神奈川新聞社