與真司郎(AAA)のアイデアの生み出し方「理屈より“ひらめき”を重視!人を楽しませる発想力の鍛え方」
AAAのメンバーとして人気急上昇中だった27歳の頃にLA留学を決断するなど、信念を貫いて独自のキャリアを歩んできた與真司郎さん。この連載では、これまでの活動で得た経験則やメンタルマネジメント術を中心に、あなたが少しでもポジティブになれるような考え方をシェアします。 與真司郎(AAA)「『これだ!』を探すことから始める“普通コンプレックス”の抜け出し方」 今回は、仕事の“ネタ切れ”に直面している女性にアドバイスをもらいました。
どうすればクリエイティブな発想力を鍛えられる?
私は芸能活動をしていてファンの方々と接する機会が多いのですが、いつも新しい企画を生み出すのに時間がかかってしまいます。AAAや與さんのライブ、イベントに行くたび、楽しかった思い出やおもしろかった企画を参考にさせてもらっています。そこで、與さんはとても多忙な日々のなかでどうやってアイデアを生み出しているんですか? クリエイティブな発想力を鍛えるコツを教えてください!(れいぴょん・27歳)
「16年の経験があるから、アイデアが枯渇することはありません」
知識と経験を増やせば、アイデアの質も量も上がっていく 仕事において良いアイデアを出すためには、大前提としてたくさんの知識をインプットして、幅広い経験を積んでおくことが大事ですよね。脳内の引き出しや経験値を増やせば増やすほど、おのずとアウトプットの質や量が上がってくるのは間違いないと思います。それらが蓄積されていくと、全く異なるものとして引き出しにしまっていたものが、意外なかたちでマッチして相乗効果を生む可能性も秘めています。 その点、僕の場合は10代から公私ともにあらゆるエンターテインメントに触れてきたし、旅先で出会う人々や文化に刺激をもらってきたので、やりたいことが次々と浮かんでくるし、アイデアが枯渇して困ったことはほとんどありません。 また、AAAは路上ライブからスタートしたグループですし、応援してくれる人たちの反応をダイレクトに受け取ることができたので、ファンのみんなが喜んでくれたり、楽しんでくれたりするポイントは理解できているつもりです。だから、イメチェンを狙って急にハードロックな楽曲をやろうとは思わないんですよ。僕が考える“與真司郎らしさ”と、ファンのみんなが思う“與真司郎らしさ”が乖離していないという確信があるから、迷わずにいろんなアイデアを試せるのかもしれません。もうキャリア16年目なので……それくらいの自信は持たせてください!(笑)