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蒲島知事、球磨川治水で住民意見聴取 15日から県南7市町村で

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熊本日日新聞

 蒲島郁夫知事は13日、熊本県庁で臨時会見を開き、7月豪雨で氾濫した球磨川流域の治水対策などについて、県南7市町村の住民や各団体から意見を聴く会を15日に始めると明らかにした。11月中旬まで、知事が現地に出向いて20回程度開催する。  7市町村は八代市、人吉市、芦北町、津奈木町、相良村、山江村、球磨村。県は「7月豪雨で犠牲者が出た自治体と住宅被害が多かった自治体を選んだ」としている。計画が中止された川辺川ダムの水没予定地を抱える五木村は含まれておらず、蒲島知事は「五木村の方々の意向があれば検討する」と説明した。  初回は15日午前10時から、人吉市で人吉球磨地域の農林水産8団体と実施する。16日は八代市で16団体と面会した後、芦北町に移動し、津奈木町を含めた14団体と意見交換。別会場で両町の住民からも意見を聴く。  県は聴取対象に流域12市町村の首長や議長、県議会を含めるほか、川辺川ダムに反対している市民団体にも面会する。

 蒲島知事は球磨川の治水対策に関し、年内に県の方向性を示す方針。川辺川ダムも「選択肢の一つ」としており、この日の臨時会見では「(住民、団体の)意見や提案を参考にあらゆる選択肢を排除せずに検討する」と重ねて強調した。県は、聴取した意見を復旧・復興プランにも反映させる。  一方、国土交通省と県、12市町村による豪雨検証委員会で設置が決まった治水対策の新たな協議の場について、蒲島知事は「初会合を10月下旬に開く」と表明。メンバーは検証委と同じで、知事は「専門家を呼んで意見を聞くこともあり得る」と述べた。  これに伴い、国と県、12市町村でダムによらない対策10案を検討してきた球磨川治水対策協議会は「発展的に解消する」(蒲島知事)とした。(野方信助、高宗亮輔)

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