【ラグビー】女子7人制日本代表にマキリ新HCが就任!五輪まで7カ月「変える最後のタイミング」
日本ラグビー協会は25日、男女7人制日本代表についてオンライン会見を開き、女子日本代表の稲田仁ヘッドコーチ(HC)の退任とハレ・マキリ新HC(42)の就任を発表した。男子の岩渕健輔HC(44)は専務理事兼務のまま留任。任期はともに東京五輪まで。 五輪まで7カ月という時期のHC交代について男女7人制日本代表を統括する本城和彦チームディレクターは「東京五輪のメダル獲得を争える土俵に男子は近づいているけれど、女子はまだ上がれていない」と評し「五輪に向けもう一段実力、地力を高めていく必要がある。変えるには今が最後のタイミング」と、女子HC交代を説明した。 マキリ新HCはニュージーランド生まれで02年に来日。トップリーグのサニックスなどでプレーし、日本代表(15人制)FWで26キャップを持つ。17年から男子7人制日本代表のアシスタントコーチを務めてきた。 同HCは「男子を指導しながら女子チームもずっと近くで見てきて、日本女子のポテンシャルの高さは把握している。本番に向けて、ハードワークすると同時にスマートに強化していく必要がある」と、実戦的な強化を目指す意向を明かした。稲田前HCはパフォーマンスマネージャーとして選手の発掘や情報管理を担当する。
中日スポーツ