中央アルプス 駒ケ岳に登った山梨県の29歳公務員男性が遭難死 7日午後から天候悪化か
きのう7日、中央アルプスの千畳敷から木曽駒ケ岳に向かい遭難した山梨県の公務員の男性が8日午前、遺体で見つかりました。 死亡したのは、山梨県昭和町の公務員・臼井洋人さん(29)です。 臼井さんは7日に千畳敷から日帰りで木曽駒ケ岳(標高2956メートル)を目指しましたが、下山中の同日午後3時過ぎ、駒ヶ岳と千畳敷の間の中岳(標高2925メートル)で悪天候のため行動不能になり、救助を要請していました。 8日朝から県警の山岳救助隊員と中央アルプス遭対協の12人が救助に向かいましたが、午前11時前、中岳の山頂付近で心肺停止の状態で倒れている臼井さんを発見。 麓で救急隊員が死亡を確認しました。 現場周辺は7日午後には天候が悪化し、強い風雪に見舞われたと見られています。