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番長・三浦大輔以来、規定投球回到達者は不在。DeNAに高卒生え抜き先発投手は出てくるか?

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高校野球ドットコム

 近年のDeNAはドラフト会議において上位で大卒や社会人の投手を獲得し、1年目から一軍の戦力として起用してきた。 【動画】前田三夫監督が語る、OBたちの高校時代の秘話!  ざっと振り返ってみても上茶谷大河(2018年1位)、東 克樹(2017年1位)、濱口 遥大(2016年1位)、今永 昇太(2015年1位)、山崎 康晃(2014年1位)、石田 健大(2014年2位)、三嶋 一輝(2012年2位)、井納翔一(2012年3位)と次々に名前が挙がってくる。  故障で離脱する期間や不振の期間があるとはいえ、れっきとした一軍戦力と言って差し支えのないメンバーばかりだ。  一方で高卒の投手はなかなか戦力になりきれていない。とくに先発投手は深刻である。  近年だと飯塚 悟史(日本文理高校/2014年7位)や京山 将弥(近江高校/2016年4位)らがあと一歩で先発の戦力と言えるところまで来たが、まだ一軍に定着するには至っていない。  DeNA(前身球団含む)の生え抜き高卒投手を振り返ってみると、規定投球回に到達したのは2013年の三浦大輔(高田商高校/現・二軍監督)が最後となっている。この年の三浦は40歳のシーズンであり、すでに大ベテランだった。  長年エースとしてチームを引っ張ってきた三浦の存在は大きかった。三浦をのぞくと、なんと1998年の野村弘樹(PL学園高校)まで遡らなければ、生え抜き高卒の規定投球回到達者は出てこないのである。  三浦は1991年のドラフト6位であり、野村は1987年のドラフト3位だ。つまり30年近く高卒の規定投球回到達投手を獲得できていないということになる。  もちろんチームの編成の方針による影響もあるだろう。ここ数年のドラフト指名を見てもわかる通り、先発の柱として期待をかけている投手はドラフト上位の大卒選手に狙いを定めている。  とはいえ、高卒の先発候補を指名していないかというと、そんなことはない。先の飯塚や京山、その他にも阪口 皓亮(北海高校・2017年3位)、櫻井 周斗(日大三高/2017年5位)らを指名してきた。また、少し前は山口 俊(柳ヶ浦高校/2005年高校生1巡)や北方 悠誠(唐津商/2011年1位)と1位指名で高卒の投手を指名している。山口は十分な戦力となっていたが、DeNA(前身球団含む)時代に規定投球回に到達したことはない。  DeNAは大卒の即戦力に加え、中位・下位で指名した高卒の有望株が先発ローテーションに入ってくると、今以上に戦力の厚みは増してくる。野村、三浦に続く高卒の規定投球回到達者は誰になるのだろか。

勝田 聡

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