介護される準備としてVIO脱毛したら「素直に面白い」!54歳人気漫画家が明かす加齢と推し活の日々
人気漫画家の伊藤理佐さん、エロありギャグありの数々のヒット作を持ち、不条理ギャグ漫画家・吉田戦車さんと結婚して一児の母となった後もますます活躍中です。 【マンガ】伊藤理佐さんのエッセイ漫画「ハンサムに大騒ぎ」「バカみたいに好き」を読む そんな伊藤理佐さんへのインタビュー、加齢やお酒との付き合い方・膣トレについての前編に引き続き、今回の後編ではエッセイ漫画『おんなの窓 わたし現在3K編(加齢・介護・韓国)』(文藝春秋)で描かれた「3K」の現在の状況、そして『おいピータン!!』の実写ドラマ&映画化への率直な思いを聞かせてもらいました。
介護される準備第一歩として脱毛
――介護周辺の事情について、何か変化はありましたか? 「まず、大きなこととしては岩手に住んでいた夫の父が亡くなったことです。今、義母は一人暮らしですね。 私の父母は長野に住んでいて今も健在ですが、ついに運転免許を返納しました。ただ、普通に買い物なんかもできているし、私と妹ふたりで代わるがわる、ゆるやかな介護をしています」 ――誰か他の人の手がないと無理な状態ではないのですね。 「車がなくなったので、二人で家に閉じこもりがちではありますが、口も達者だしまだまだ元気です。 それでも、じょじょに衰えていく二人を目の当たりにしていると、私も『準備していかなきゃな』と感じる部分はありますね」 ――伊藤さん自身が介護される側としての準備? 「そうです。現状、その最たるものがVIO脱毛なんですよ。アンダーヘアーも白髪になると反応しなくなってしまうし、元気と財力があるうちにやっておこうと思って、せっせと通っています。私にとって、これが介護の準備の第一歩ですね」
脱毛したら改造人間みたいで素直に面白い
――介護のための脱毛は、最近よく聞きますよね。男性もやっておいた方がいいという声も多いです。 「私も夫に勧めているんですよ。お金なら私が出す! くらい強くプッシュしてるんです。 夫は『誰がやってくれるの? どんな風にやるの? わああああ……』って反応ですけど、やってみたい気持ちはあるようですね」 ――実際に脱毛をしてみた感想は? 「毛がなくなるのは素直に面白いですね。改造人間みたい(笑)。 でも、もうこういったケアについても美容なんて付け焼刃ではダメなんですよ。とにかく自分が健康でないと、何をやったって追いつかなくなっていきますから」