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横浜聡子監督で越谷オサム『いとみち』映画化決定 ヒロイン役に駒井蓮、父親役に豊川悦司

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リアルサウンド

 越谷オサムの小説『いとみち』が、駒井蓮と豊川悦司の共演、横浜聡子監督のタッグで映画化されることが決定した。  2013年に松本潤と上野樹里の共演で映画化され大ヒットを記録した『陽だまりの彼女』の原作者である越谷の小説『いとみち』は、主人公であるドジっ子いとの進化が“津軽の奇跡”とも呼ばれる青春小説。シリーズ化もされ、「二の糸」「三の糸」と続いている。  「いとみち」とは、三味線を弾くときに指にできる糸道のこと。そこから名前の由来をもつ主人公・相馬いとは、青森県弘前の高校に通う高校生で、特技は祖母と、今は亡き母から引き継いだ津軽三味線だが、強い津軽弁訛りと人見知りのせいで、本当の自分を誰にも見せられず、友人もいない。そこで、思い切ってはじめたメイドカフェのアルバイトで、少しあやしげな店長、先輩メイドたちのシングルマザーの幸子、漫画家を目指す智美、そして風変りな常連客たちに出会う。メイドカフェで働く娘を心配しつつ見守る父親も登場し、いとの成長を描かれる。  相馬いと役を青森県出身(平川市)の新星女優・駒井が演じ、父親・耕一役を豊川が務める。青森市出身でもある、『ウルトラミラクルラブストーリー』『俳優 亀岡拓次』の横浜監督がメガホンを取る。  本作は、いとが高校に通う五能線、悩みをかかえて見つめる陸奥湾や古川市場、岩木山など青森の名所が劇中にも登場する、オール津軽ロケで製作。8月下旬からは、東北地方限定サイト「HANASAKA!」で、クラウドファンディングの実施を予定しており、『いとみち』撮影応援サポーターを募集する。映画のオリジナルグッズのプレゼントや、エンドクレジットへの名前記載権などがリターンとして用意されている。  9月中旬にクランクイン、青森市・弘前市・板柳町等で撮影し、その製作風景は、今後、アークエンタテインメントのYouTube公式チャンネルでも配信される。映画の完成は12月を目指しており、2021年青森先行、その後全国公開を予定している。 ■コメント ・駒井蓮(相馬いと役) 原作「いとみち」は、小学校の時から知っていた作品だったので、オファーを頂いた時はとても驚きましたし、光栄だなと思いました。どの場所もまずは、「出逢う場所」なのだと思います。いとの「お帰りなさいませ、ご主人様」が、どんな出逢いに繋がっていくのか、終始わくわくしながら読ませて頂きました。三人、三世代で住むいとの家族の在り方に、津軽三味線の三本の糸に繋がるものを感じました。糸の太さや長さが人それぞれ違っていても、跳ね返したり共鳴し合ったりしながら、一つの音楽・家族を作っていく……私も、いととして、相馬家の音楽に参加していきたいです。 また、津軽生まれながら津軽三味線に触れたことが無かったので、とても新鮮な気持ちで練習しています。 私自身は、小さい頃から負けず嫌いで、「じょっぱり」だと言われていました。笑 生まれ故郷での作品に出演させて頂けて、本当に嬉しいです。撮影の中で、私に刻み込まれた青森と共に、新しい青森も発見出来たらなと思っています。また、青森や、そこに住む方々に今まで育ててくれたことへの感謝も伝えていきたいです。 横浜監督は、お会いする度に新しい世界に連れて行ってくださり、様々な面からアプローチしてくださるので、撮影がとても楽しみです。 ・豊川悦司(いと父親・相馬耕一役) いとみち、という映画で僕のやりたいことはこの3つです。 役者として横浜監督に恋をすること、 父親として駒井さんに恋をすること、 旅人として青森に恋をすること。 きっと素敵な映画になる気がします。 ・監督・脚本 横浜聡子 原作を読んだ時は、越谷さんの描く主人公・相馬いとの心の機微がユーモアを交え描かれていて、大いに笑わせてもらったと同時に、かつて青森で生きていた十代の頃の自分をいとに重ね合わせずにはいられなかった。私の知っている青森やまだ知らなかった青森と、改めて出会えた感覚があった。 主人公のいと、という人間をまず魅力的に描きたい。青森にぽこっと現れたメイドカフェという非日常的な場所で成長してゆくいとが、身近な存在である「家族」と新たな関係を築きあげていく過程を丁寧に描きたい。 今年は新型コロナの影響で、生活にも甚大な影響があったと思うが、目下みんな元気だろうかと青森の人々の顔が頭に浮かぶ毎日。青森が舞台のこの映画を観てもらうことでほんの一瞬でも皆さんの日常が彩られればと願う。今回で、青森で映画を撮るのは4回目。毎回皆さんの沢山のご協力に支えられており、人々の優しさに改めて気付く。作品でなんとか恩返ししたい。 ・原作 越谷オサム 【映画化にあたって】 埼玉から青森まで通いながら書いた小説が、青森で生まれ育った横浜監督と駒井蓮さんの手にかかるとどんな映画になるのか、県外人として固唾を呑んで見守っております。 【舞台を青森にした理由】 ひょんなことから泣き虫メイドの物語を思いついたはいいが、舞台が秋葉原では無難すぎる。ならば、北か。と思案しつつ地図を北へ北へとたどり、ピンとくる土地を見つけられぬままやがて指が陸奥湾にぶつかる。津軽弁のメイド――。行けそうだ。となった次第です。 【青森に対しての気持ち】 ご恩の債務超過をどうにかしたいです。 【青森、青森県人のイメージ】 じつは人も景色もあかるい土地。 ・プロデューサー 松村龍一 原作は、誰もが経験する普遍的な悩みや喜びを、主人公いとを通して、津軽の四季がごとく、色鮮やかに表現されています。そしてロック、民謡、クラシック、マンボ、津軽三味線と様々な音楽が作品中に流れていますが、それらと津軽弁との調和が大事件で、とにかく見事です。いと役の駒井蓮さんは、無垢で初々しいイメージと、その反面負けず嫌いな一面も垣間見えて、思春期に持つ不安定な感情をしっかりと表現してくれると、直感しました。 以前、映画製作で青森県にお邪魔しており、その時、撮影隊の無理難題にもめげず、一緒に闘ってくれた津軽の人達の優しさ・温かさ・じょっぱり魂に触れ、この風土で生きる人達の素晴らしさを伝える映画をいつか製作したいと考えていました。世はコロナ禍で非常に不安定な日常を強いられておりますが、ロケ隊は細心の注意を払い健康管理につとめてていますので、青森県の人達と一緒に作り上げ喜びを分かち合う作品にしたいと思っています。 ・弘前フィルムコミッション実行委員会委員長 白戸大吾 青森県が舞台の小説「いとみち」の映画化に心より感謝いたします。映画やTVドラマに登場する青森県は田舎の代名詞扱い。そして津軽三味線の物語は、暗い、寒い、悲しいといった印象を受けるものがよくあります。でも、この「いとみち」は違います。泣き虫の女子高生”いと”が様々な試練に勇気を出して挑み、成長していく姿に元気をもらい、いとを支えるまわりの人たちに心が温かくなります。実に良く、現代の青森県に住む人々の優しさや人格が描かれています。 新型コロナウイルスの影響で祭りの無い、寂しい毎日を送っていますが、エキストラ出演や撮影ボランティア等の様々な形でこの映画に参加して県民みんなでお祭り気分で盛り上げていけたらと考えています。青森県民のみなさん! この映画を通じて、青森県に住む私たちの「元気」を全国に発信しましょう!

リアルサウンド編集部

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