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現代アートと自然が溶け合う野外彫刻展が〈明治神宮〉で開催中。

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Casa BRUTUS.com

東京・渋谷の〈明治神宮〉で、『神宮の杜芸術祭』の野外彫刻展『天空海闊(てんくうかいかつ)』が12月13日まで開催中。名和晃平、船井美佐、松山智一、三沢厚彦の作品が展示されています。5月19日からオンラインでの作品公開も始まりました。 日本を代表する神社の一つである明治神宮。その周りを囲む70万平方メートルもの緑豊かな〈神宮の杜〉で、明治神宮鎮座百年を記念し、芸術と文化のフェスティバル『神宮の杜芸術祝祭』が約1年間にわたり開催中。日本博主催・共催プログラムでもあるこの祭典の一環として、野外彫刻展『天空海闊(てんくうかいかつ)』が12月13日まで行われている。 『天空海闊』の参加アーティストは、現代美術家の名和晃平、ステンレスミラーやシェイプドキャンバスによるインスタレーションを制作する船井美佐、ニューヨークを拠点に活動する画家・松山智一、木彫で等身大の動物を表現した「ANIMALS」シリーズで知られる彫刻家の三沢厚彦の4名だ。それぞれの立体作品が明治神宮・内苑の各所に展示され、訪れた人は地図を片手に自由に巡ることができる。展示作品は、アーティストたちが何度も明治神宮を訪問し、設置場所に足を運んで、明治神宮の歴史や文化への尊敬・畏怖の気持ちとともに制作したもの。作品は杜の木々と溶け込むようにひっそりとたたずみながら、周囲の自然と呼応し、屋内の展示では味わえないアートの新鮮な楽しみ方を教えてくれる。 あまりに自然に溶け込んでいるので、作品を巡る際は意識して歩いていても見つからないことがあるかもしれない。そんな時はGPSと連動した音声ナビガイド「AI NAVI Tenshin」にアクセスしよう。現地の作品キャプションに掲示されているQRコードからアクセス可能で、作品に近づくとアーティストの紹介を音声でナビゲーションしてくれる。

なお『神宮の杜芸術祝祭』では、今後もさまざまな展示を予定している。〈明治神宮ミュージアム〉にて約40人の現代アーティストが日本古来の様式で制作した作品を展示する『紫幹翠葉(しかんすいよう)』展や、近代・現代彫刻に影響を与えた明治期の彫刻家・平櫛田中(ひらくし でんちゅう)から、世界で活躍する名和晃平までの立体作品を紹介する『気韻生動(きいんせいどう)』展を宝物殿で開催予定。またGoogle Arts & Cultureのオンライン展示では『天空海闊』の展示作品と『紫幹翠葉』の作家紹介を楽しめるコンテンツが5月19日から公開中だ。『神宮の杜芸術祝祭』で新しい芸術作品との出合いを楽しみながら、日本の美意識と“祈り”の心を感じてみてはいかがだろう。

photo_Keizo Kioku text_Housekeeper

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