【2021年】インテリアに取り入れたい、4大トレンドカラーを発表
「ファロー&ボール」が、2021年のトレンドカラーを発表! アースカラーやパッと目を引くポップなブルー、リッチなレッドなど、部屋の雰囲気を一新してくれるカラーを見てみよう。UK版『ハウスビューティフル』より。
この半年間で、家は長い1日の疲れを癒してくれる場所以上の存在になった。在宅ワークや子供の勉強、室内のジムなど、日常の中心となるスペースになっている。 来年のトレンドカラーを発表した「ファロー&ボール」は、多機能な空間を作ることの重要性を次のように説明。 「今、私たちはより多くの時間を家で過ごしているので、インテリアには自分の親しみやすいカラーをチョイスすることが多くなるでしょう。なので、私たちが提案する温かみがあり、居心地いいカラーは、それにぴったりだと思います」 「これらのカラーをトレンドとして選んだのは、家に安らぎと親しみやすさをもたらし、今の混沌とした世界の中で、落ち着いた空間を作り出せたら、という思いからです。私たちの家は身体の休息と回復のためだけではなく、自分を活性化させ、インスピレーションを得る場所でもあるべきだと考えています」 「ファロー&ボール」のカラーキュレーター、ジョア・スタッドホルムは、家の模様替えを考えている人たちに向け、トレンドカラーを家に取り入れる方法を提案している。早速チェックしてみよう。
リッチで温かみのある色合い
2021年は、アースレッドやソフトブラウンなど自然にインスパイアされた暖かみのある色調が重要なカラーパレットのひとつとなるだろう。 「今のような困難な時期には、より家を豊かにし、外の世界から離れた居心地のいい空間を作りだす暖色系の色合いを求める傾向にあります。写真の家にも使用されているプリファレンス・レッドのような高級感のあるカラーをニュートラルなパレットに加え、“一日の終わりにくつろぎたい部屋”に仕上げることもできます」とジョア・スタッドホルムは言う。 ダークチャコールやダークブルーから、ディープ・レディッシュ・ブラウンやタナーズ・ブラウンなどもっと自然の温かみのある色調へトレンドが移行してきており、地味で強い色合いだけれど、同時にオシャレでもある。昼はシック、夜は心地よく落ち着いたラグジュアリーな雰囲気を醸し出してくれる。他のアースカラーと組み合わせることで、思考力を大いに刺激し、心落ち着かせてくれる空間に。 ジョアによると、この3つのチョコレートのようなカラーは特にブックシェルフにぴったりなのだとか。