片付けのプロが伝授! キッチンで今すぐ捨てるべきもの10
古い調理器具とオーブン用の天板
鍋やフライパン、クッキングシートは何年も使えるように設計されているが、永久に使えるわけではない。「傷が付いたノンスティック加工のフライパンやベーキングシートは、処分することが重要です。これらは深刻な健康被害をもたらす可能性があります」と語るフィッツジェラルドさん。必要なのは、各サイズ一つずつ(たとえばフライパンなら、直径20cm、25cm、30cmを一つずつ)。それ以上のサイズを保管しておくと、キャビネットのスペースが占領されてしまう。
かさばるパーティーアイテム
あなたは自宅によく人を招くタイプ? それなら、ワイングラスやカトラリー、テーブルクロス、それに特大のサービス皿が余分にあってもいいかもしれない。けれどもしそうでないなら、これらは寄付して、いつかパーティーを開くと決めたときにパーティー用品をレンタルするのがベスト。「テーブルと椅子をレンタルするときに、ワイングラスやリネン類も同時にレンタルするのがおすすめです。そうすれば、パーティーが終わった後にそれら全てをきれいにする必要がありません」と話すウルゴさん。最近、この著者がテーブルリネンを整理していた時(これもこの記事を書いたことがきっかけ)、以前持っていたテーブルに合うテーブルクロスがあることに気付いたので、使ってくれる友人にあげたそう。
受け継いだ陶磁器
祖母の陶磁器や思い出が詰まった母親の銀製のティーセットなどが気に入っているなら、そのまま持っておいても良さそう。「ですが、絶対に使わないのに罪悪感から持ち続けているだけだとしたら、手放してもいいと自分に言い聞かせてください」と話すウルゴさん。彼女のクライアントは、こうした品物を手放すために優しく背中を押してもらうのを待っている傾向があると彼女は話す。代々受け継いだ家宝は、品物の価値に応じて売るか寄付するかを検討しよう。
ウォーターボトル
片付けアドバイザーなら誰しも、これだけは苦手というアイテムがあるけれど、フィッツジェラルドさんにとってそれはウォーターボトルだという。「なぜこれを捨てるかどうか、そんなに迷うのでしょう?」とフィッツジェラルドさんは笑う。「一人1本、家族の人数分のウォーターボトルを用意して、あとは予備としてキープするのは2本までにしてください。それ以上はスペースの無駄です」