神奈川県・黒岩知事が定例会見4月22日(全文3)やりきれない思いでいっぱい
広島県知事が言及した県職員の10万円活用案をどう思うか
読売新聞:読売新聞の【サトウ 00:45:16】です。話題が変わって恐縮なんですけど国が行う現金10万円の一律給付に関して、きのう広島県知事が県職員が受け取る分についてはコロナ対策の財源に充てる可能性に言及されたわけなんですが、このニュースに関して知事どういうふうに受け止めていらっしゃいますでしょうか。 黒岩:これは広島県の新型コロナウイルスの緊急経済対策として国が全国民に給付する10万円について県職員分を活用すると表明されたということにつきまして、詳細が分からないのでちょっとコメントは差し控えたいと思います。ただ、地方財政法において寄付金は自発的、任意的なものであるべきであり、寄付金を割り当てて強制的に徴収することはできない、このようになっております。神奈川県においても職員に限らず自発的な善意の寄付金の活用、それ以外は考えておりません。はい、どうぞ。
給与カットの検討状況は?
記者1:今のことに関係するんですが、以前、ちょっと前に知事は給与とかのカットみたいな話をされたと思うんですが、その検討具合ってどうなっています? 黒岩:まだ検討中ですね。 記者1:あとすいません、もう1点、最近、感染者の発表のときにあまり県所管の地域の死亡者ってそれほど多くないような感じがするんですけども、やっぱり地域的な隔たりがいろいろあると思うんですけども、LINEのサポートを使ったりとかして地域別の状況を今どういうふうに見てるのかとか、なんか対応策、地域別にできるのか、そこら辺についての進捗状況を伺えればと思います。 黒岩:地域別、見えてきましたか。LINE担当いますか。 A:ICT・データ戦略課副課長です。地域別につきましては今データ収集しておりまして、これから取り組みたいと思っておりますので、また、現時点ではまだこれからということになります。 黒岩:これについてはきのう重点医療機関、これを見に行ったわけでありますけど中等症患者を集中的に治療する重点医療機関、その中で、なるほど、ここで頑張って踏みとどまってるからこそ重症者が少ない、死亡者も少ない、こういう形になってるんだなということを肌身で感じましたね。やっぱりこの制度を早くつくった、体制を早くつくったからもう今、有機的に動いていますね、これがね。ですから中等症患者をとにかく重症化させないという、これがやっぱり大変重要なことですね。これはまだ、きのう見た循環器呼吸器病センター、それから足柄上病院ですね。そのベッドが満杯になってないわけですね。そこで必死に食い止めてるという、医療者のその頑張りぶりっていうのも本当に頭が下がる思いでありましたけど、本当に彼らの献身的なその思いの中で、しかもダイヤモンド・プリンセス号のときからスタートしているので、これまでの間にさまざまなトライアルがあるわけですね。