定番&注目のジャンル別ソロキャンプギア24選
昨年の緊急事態宣言以降、ひとり静かに楽しめると注目を集めているソロキャンプ。ソロ向きのキャンプ道具は全般によく売れているそうだが「焚き火人気がすさまじく、火の粉に強いコットンやポリコットンのテントとチェア、そして小型軽量の焚き火台が売れています」と話すのは通販大手、ナチュラムの植村さん。さらに、ミリタリー感のあるデザインも好調だと教えてくれた。 【関連画像】すべての画像を見る(全40枚) 県をまたぐ移動、不要不急の外出は自粛すべきというアウトドア好きには厳しい状況ではあるが、ソロキャンプの道具はコンパクトで自宅に広げてもじゃまにならず、巣ごもり向きだ。 それに、そもそもなにもしない野外で何日も過ごすための道具だから、遊び道具であると同時に、防災アイテムにもなりうる。家族の目が厳しい人も、“みんなのために”という釈明が許される可能性は高い。この退屈な巣ごもり期間を、ソロキャンプデビューに備える最高の時間に変えよう。 【教えてくれた人】 ナチュラム商品開発ユニット・長植村圭介さん 2000年より現在まで、いち早くキャンプ用品の通販に取り組んできた「ナチュラム」の企画開発担当。キャンプ用品のトレンドに詳しく、プライベートでもキャンプを楽しんでいる
TENT&TARP
かつては、どこでも確実にひとりで設営できる自立式が主流だったが「近年は使いやすさと見た目のよさを兼ね備えたパップ型やティピー型を好む傾向にあります。また、テントもタープも焚き火と相性のいいコットン混紡素材を選ぶ人が増えているように思います」(植村さん)。カラーも派手めなものより、自然になじむ色が好調だ。
1. 2kg以下で徒歩キャンプでも苦にならない
テンマクデザイン 「パンダライト」(2万5080円) 軽量ワンポール人気の火付け役「パンダ」の素材を見直すことで重量はわずか1.94kg。使用サイズは240×240×H150cmで室内広々。荷物の置き場も十分だ。 付属のインナーは奥側でも横にしても吊り下げられる。しなやかなメッシュ製で、ドアパネルを巻き上げれば夏でも熱気がこもりにくい。