「戦争を二度と繰り返さない」年間50時間かけて平和学習 教師に受け継がれる資料 三重
平和学習を行い、子どもたちはーー
この日、子どもたちは墓地のほか、当時から残る防空壕を訪れスケッチしました。 市内の寺では、住職から戦争と平和についての話を聞きました。 「終戦が近くなると特攻隊の方もいた。尾鷲からも神風特攻隊に入った方もいる。もしかすると中には、自分は死にたくない、もっともっと生きたいと思い、仕方なく旅立っていった人もいたかもしない」(金剛寺住職 鬼頭宗弘さん) 平和学習を行い、子どもたちはーー 「尾鷲で戦争があったのは知らなかったので、自分たちにも関係があると思った」(小学6年生) 「先生や戦争を体験した人に話を聞いて、私たちが知らないことをたくさん知れました」(小学6年生) 学校には子どもたちが学んだこと、そして“平和への思い”が掲示されています。 「これからの未来を担う子どもたちには同じ過ちを繰り返さないために、戦争や歴史について、学んでほしいという気持ちがある」(小笠原さん)