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ウイリアムズの将来、今後3~4ヵ月が勝負か。「今は投資を求める絶好の時」とチーム副代表

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motorsport.com 日本版

 ウイリアムズは5月29日、”F1における明るい未来”を確保するための資金注入を求め、事業の戦略的見直しを開始していると発表した。 美しきF1マシン:「ハイテク車最初の完成形。”最強マシン”の代名詞」ウイリアムズFW14B  正式なプロセスはまだ始まったばかりだが、チームの副代表であるクレア・ウイリアムズは、最終的な決定にそれほど長い時間をかけるつもりはないようだ。  プロセスが終了すると予想している時期について訊くと、彼女はmotorsport.comに対して次のように答えた。 「このプロセスに期限は設けていないですが、今後3~4ヵ月以内に完了する予定です」 「私たちはF1において、物事を早くこなしたいと考えています。そうでしょう? そして、その時間内にそれを達成できると感じています。ですが今年残りの期間中、サーキットに戻りレースを続けるための資金は、完全に確保されています」  チームが検討している選択肢のひとつが、会社の部分的または完全な売却だ。こうした姿勢は、チームが家族によって管理されることを望んできた創設者のフランク・ウイリアムズの考えから乖離していると思われる。しかし彼の娘であるクレア・ウイリアムズは、今はニーズが優先されていると語った。 「これは、私たちチームの未来を確保しようとしての行動です」 「フランクは常に、チームとビジネス、仲間を最優先にしてきました。私たちが現在行なっていることもそうです」 「同様に、フランクは常にできるだけ競争力があることを望んでいます。そして、私たちがこうしたプロセスを進めている主な理由は、2021年に導入される新たなレギュレーション(予算制限など)を活用し、このチームを成功に導くために可能な限り最高のポジションに立てるよう、チームへの投資を誘致するためです」 「そして結局のところ、私たちにとって重要なのはそれだけです」  ウイリアムズはここ2シーズン、パフォーマンスが奮わずコンストラクターズランキング最下位となっている。投資を求める今回の行動は、困難な状況に置かれたウイリアムズの自暴自棄な行動ではないと、クレア・ウイリアムズは主張した。 「これは自暴自棄になっての行動だとは思っていませんし、適切で賢明な行動だと思います。私たちウイリアムズ家は、常にF1チームを最優先にしてきました」 「今の時点で投資を求めることは私たちの哲学、つまりチームの未来を守り、私たちのために働く人々を守るということに完全に一致していると確信しています」  来年から導入される予算上限に加え、マシンの技術規則や小規模チームを支援するため賞金分配方法の変更が控えている今が、新しいパートナーを見つける絶好のタイミングだと、クレア・ウイリアムズは考えている。 「このチームを私たち全員が望む場所、過去にいた場所に戻すという野心のため、絶好のタイミングです」 「その目標を達成するためにはお金がかかります。私たちが達成したいことを成し遂げるためには投資が必要なのです」 「様々なレギュレーションがあり、主に支出が原因で、このスポーツは私たちに親切ではありませんでした。今、新たなレギュレーションにより、それがある程度変化するように設定されています。それは非常に刺激的で、私たちのチームにとってとてもエキサイティングだと思います」 「このチームの将来と、再びこのスポーツで成功する能力があると本当に自信を持っています。なぜなら、競争できる環境が変化しているからです」 「私たちが望む全てのことを達成し、私たちが実施してきた全ての計画を達成しさらに前進させるために、投資を調達するという決定を下したのは事実です。ウイリアムズの歴史の中で、こうした判断をするのに絶対に正しいタイミングです」  投資家が見つからなかった場合、会社の将来にリスクがあるかどうか訊くと、彼女は「必要な投資が見つかると確信しています」と答えた。

Jonathan Noble

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